Web会議の基礎知識

更新日:2021.07/07(水)

「テレビ会議」と「Web会議」の違いとは?専門家がわかりやすく解説!

テレワークの普及に伴い、Web会議を導入する企業が増えている昨今では、「テレビ会議」というものも同じく台頭してきています。
ただ、テレビ会議とWeb会議は何が違うの?結局どちらを選べば良いの?とお悩みの方も少なくはないでしょう。

今回の記事では、テレビ会議とWeb会議の違いに触れながら、テレビ会議のメリットや適しているシーンなどについて徹底解説します!

「テレビ会議」と「Web会議」の違い

テレビ会議システムとWeb会議システムの特徴を、簡単な表にまとめましたので、まずは、以下をご覧ください。

テレビ会議 Web会議
使用機器 専用機器 パソコン・スマホ・タブレット
接続方法 専用回線(PtoP) インターネット回線(サーバー&クライアント)
会議場所 専用機器を設置した会議室など インターネットに接続できる場所であればどこでも
費用 高額になりがち 導入方法によって幅がある
・オンプレミス型:初期費用が高額になりがちだが、月額費用なし
・ASP(クラウド)型:初期費用は安く済むが、月額費用が発生するため、長期利用の場合、総額が高くなる
メンテナンス 定期的にメンテナンスが必要 導入方法によって異なる
・オンプレミス型:定期的にメンテナンスが必要
・ASP(クラウド)型:随時バージョンアップされる
強み ・通信が安定している
・高品質な映像、音声で臨場感のある会議が行える
・セキュリティ対策が万全
・多人数、他拠点に対応可能
・資料の共有や遠隔操作など、便利機能が搭載されている
・会議以外の幅広い用途で利用できる
・社外からも簡単に会議に参加できる

結構違いがありますよね?

「テレビ会議システム」と「Web会議システム」の最も大きな違いは、使用する機材と接続方法です。「テレビ会議」は、専用機器を設置し、専用回線を使って会議を開催します。対して「Web会議」は、パソコンやスマホ、タブレットなどから、インターネット回線を使って会議に参加。

使用機材の違いから、「テレビ会議」と「Web会議」は、会議をおこなう場所も異なります。「テレビ会議」は、専用機器を設置した会議でのみ会議をおこなうことができ、「Web会議」は、インターネットに接続できる環境であれば、どこからでも会議に参加することが可能です。

費用面では、「テレビ会議システム」の場合、専用機器を購入、または、レンタルすることが必須のため、高額になりがち。「Web会議システム」の場合は、オンプレミス型を導入するか、ASP型を導入するかで費用に大きく差がでるので注意が必要です。

それぞれの強みについても簡単に解説していきます。「テレビ会議」の強みは、やはり、専用機器と専用回線により、いつでも安定して高い品質の会議を開催できること。まるで、同じ会議室で顔を突き合わせて議論をしているような、臨場感のある会議をおこなうことができます。また、専用回線で繫がっている拠点とのみ会議をおこなうため、セキュリティ対策も万全で、機密性の高い会議でも安心です。

「Web会議」の強みは、機能が充実していること。画面共有はもちろん、話し合いをしながらリアルタイムで共有資料を編集したり、参加者のパソコンの遠隔操作ができるものもあります。また、導入方法にもよるのですが、外出先から社内会議に参加したり、クライアントなど、社外の人と簡単に会議をおこなえるのも大きな強み。会議を開催・参加する場所に縛られないので、例えば、社員全員が自席に座ったまま朝礼をおこなったり、本社から工場や店舗のスタッフへ直接指示出しをしたり、カスタマーサポートやテレワークにも活用できます。

テレビ会議のメリットや適しているシーン

ここまでの説明では、ややWeb会議に軍配があがるのかな…?と思われがちですが、やはり、目的によってどちらが良いかは変わってきます。
昨今ではWeb会議の普及がめざましいですが、テレビ会議のメリットが最大限発揮される、適したシーンも多々あるのです。

海外拠点への連絡

テレビ会議の導入目的として海外拠点との連携が挙げられます。テレビ会議は、専用回線によって遠隔地を繋ぐため、安定した帯域を保証。海外であってもラグなどが発生することがなく、スムーズに会議を行うことができます。

重役会議や幹部会への使用

また、重役会議や幹部会といった機密性の高い内容を扱う場合に、よくテレビ会議は使われます。セキュリティ面が優れているだけでなく、高品質で安定した環境で会議を行えるからです。
テレビ会議は専用機器の設置された会議室などを利用するため、自席やオフィスではためらわれる内容などもテレビ会議に適しています。

講演など大規模な会議

定例会や講演など、比較的規模が大きい場合にもテレビ会議はよく使用されます。「多人数・他拠点に対応可能」という強みを生かした利用方法といえるでしょう。
Web会議の場合は大人数で一気に繋ぐと回線が混雑して、ネットワークが落ちてしまったり、遅延が発生しやすくなってしまうため、このように大規模な会議・打ち合わせにはテレビ会議を使うのがおすすめです。

テレビ会議のデメリット

利用シーンによってWeb会議よりもメリットの多いテレビ会議ですが、もちろん、デメリットがないというわけではありません。
気になるデメリットも把握した上で、導入を検討しましょう。

費用が高くつく

こちらは冒頭のほうでも触れましたが、一般的にテレビ会議システムのほうが、Web会議システムよりも費用がかさみます。
テレビ会議は設備投資に加えて、メンテナンス費用、専用回線費用といったランニングコストも高くついてしまうのです。
テレビ会議を導入する際は、Web会議とよく比較し、目的を明確にすることが重要です。

基本性能をこえる拡張ができない

テレビ会議は独自に設計したハードウェアを使用するため、基本性能をこえる拡張が難しく、汎用性に欠けます。
後から必要に応じて性能を変更していくことも可能ですが、ハードウェアの場合は自動的にアップデートするわけにはいきません。
そのため、ソフトウェアを使用したWeb会議に比べると手間がかかるので注意が必要です。

参加人数は設備の機能に左右される

テレビ会議は参加人数が強みでもありますが、実は、設備の質に左右されます。
具体的には、マイクが音を拾う限界や、スピーカーによっては大人数が一度に話すと聞き取りづらいといった、技術的な問題が挙げられます。
途中から参加可能人数を増やしたいと思ってもすぐに対応するのは難しいため、導入する前にどれだけの人数でテレビ会議をするのか、といったことを想定しておくと良いでしょう。

「テレビ会議システム」と「Web会議システム」で悩んだら…

ここまで、「テレビ会議システム」と「Web会議システム」の違いについてご紹介してきましたが、自社にどちらの会議システムを導入すべきか、なんとなく見当がついたでしょうか? 導入する会議システムが決まったら、次は具体的な製品選びが始まります。

テレビ会議システムか、Web会議システムか、どちらを導入すべきかわからない、また、製品選びをするのが大変という方におすすめなのが、エイネット株式会社が提供する会議システム『FreshVoice』です。

品質、セキュリティ、実績の全てにおいて信頼の会議システムなのですが、おすすめする理由はそれだけではありません。『FreshVoice』には、どんな導入目的にも対応できる、豊富な導入形態が用意されているんです!「Web会議システム」か「テレビ会議システム」かという選択肢があるのはもちろん、「Web会議システム」には、オンプレミス型・ASP(クラウド)型・ブラウザ型という選択肢も用意されているほか、貴社専用のカスタマイズだって可能です。

会議システムの導入をご検討中の方は、ぜひ、『FreshVoice』の資料請求をされてみてください。貴社の使用用途に合わせた最適なシステム、プランを提案してくれますよ。

記事監修

鈴木達郎(スズキ タツオ)

  • 一般社団法人 日本テレワーク協会 客員研究員
  • 工学院大学 情報学部 コンピュータ科学科 非常勤講師
  • 1976年東京大学工学部電子工学科卒業
  • 1981年東京大学大学院情報工学専攻博士課程修了 工学博士
    日本電信電話公社 横須賀通信研究所 研究員
  • 1998年(株)NTTデータ 技術開発本部 マルチメディア技術センタ 所長
  • 1999年日本ベリサイン(株) 取締役
  • 2001年NTTメディアクロス(株) 取締役
  • 2002年日本電信電話(株) サイバースペース研究所 部長(画像通信担当)
  • 2015年NTTアイティ(株) 技師長
    同年より現職

 

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