Web会議の基礎知識

更新日:2021.08/17(火)

Web会議において外部入出力のPCマイクが活躍する!マイク活用の失敗例やおすすめのPCマイクを紹介

コロナ禍において、Web会議の導入を進める企業は増えています。Web会議でのやりとりを快適にするには、PC内蔵マイクではなく外部入出力マイクの利用がおすすめです。

エコーや音切れのない快適な会話を実現するエコーキャンセラーが搭載されているものが多く、Web会議の質を高めてくれるでしょう。そこで、Web会議でありがちなマイクトラブルを踏まえ、外部入出力マイクの活用法やおすすめのマイクを紹介します。

現象にみる失敗例

Web会議での円滑なやりとりには、マイクが大きな役割が果たします。しかし、利用状況に合わせたマイク選びができていないと、トラブルにもつながりかねません。ここでは、まずWeb会議で使うマイクによって起きた失敗例を3つ紹介します。

マイク内蔵のPCを使用したことでエコーが発生

1つ目は「マイク内蔵のPCでエコーが発生した」例です。Web会議のやりとりには、PC内蔵のマイクを利用できます。しかし、内蔵マイクを利用する場合、不快な音が生じるエコーやハウリングが発生しやすくなります。

エコーとは、自分の発した音が相手のスピーカーで反響し、自分の元に戻ってくる現象で、相手の声と自分の発した音が重なって聞こえます。また、マイクがスピーカーの音を拾って不快な音を出すハウリングも、Web会議中には防ぎたいものです。

これらの問題を解決する方法として、エコーキャンセラー機能を搭載した外部入出力マイクの活用をおすすめします。エコーキャンセラーは、エコーの原因となる自分の発した声がエコーで戻ってこないよう、除去や抑制する機能です。

相手の声が聞きやすくなり、ハウリングの抑制にもつながります。円滑なWeb会議を目指す場合には、適切な機器選びが重要といえるでしょう。

WindowsPCにiPhoneマイクを接続したが機能しなかった

2つ目は「PCにiPhoneマイクを接続したが機能しなかった」例です。iPhoneには付属のマイク付きイヤホンがあり、Web会議に利用しようと考える人も多いでしょう。

しかし、WindowsPCに接続してもうまく機能しない場合があります。具体的には、相手の音声が聞こえていても、自分の声が相手に聞こえないといった現象です。
原因はイヤホンとPCの端子が異なるためで、イヤホンは「4極端子」、PCは「3極端子」となっています。端子の数を変える分岐アダプターを使うか、USB端子で直接接続できるようにするかの対応が求められます。トラブルを未然に避けるためにも、Web会議の前にはマイクが使用できるかを確認をしましょう。

そもそもアプリ側がミュートになっていた

3つ目は「アプリ側がミュートになっていた」例です。自分はマイクで話しているつもりでも、アプリの設定がミュートになっており、相手に聞こえていないといったケースがあります。

Web会議システムとして有名な「Zoom」の場合、通常はビデオ・マイクは自動的にオフになっているため、そのまま気付かずに参加する方も多いです。こちらの音声や画像を届けるには、どちらもオンの設定に変更しなければなりません。

「会議に参加しているつもりができていなかった」といった事態を招かないためにも、会議やセミナーに参加する際は、ビデオ・マイクの設定を確認するようにしましょう。また、相手の音声に重ねたくない場合は、場面ごとにミュート機能を活用してみてください。

マイクの種類紹介

Web会議でのマイクトラブルを減らすには、外部入出力のマイク活用がおすすめです。マイクに搭載されている機能は、種類ごとそれぞれ特徴があり、用途に合ったマイクを選定しましょう。ここでは、Web会議に適したマイクを4つ紹介します。

1.SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン


「SONYエレクトレットコンデンサーマイクロホン」は、エレクトレットコンデンサー方式のマイクです。エレクトレットコンデンサー方式とは、電気の膜を振動させ、音を電気信号に変えるシステムを指します。

マイク自体には電池は入れず、PCから直接電源をとる形式となっています。特徴は、小型のピンマイクのように使用できる点です。場所をとらず設定も簡単なため、外出先でのWeb会議にも活用できます。

2.Anker PowerConfスピーカーフォン


「Anker PowerConfスピーカーフォン」は、置き型のスピーカーフォンです。全指向性マイクを360°つけることで、正面にいなくても全方向からの声を拾えます。

また、ノイズキャンセラーを搭載し、8名程度の会議であればスムーズなやりとりが可能です。設定のしやすさも特徴で、付属のケーブルで接続するだけで初期設定などの必要としません。マイクをあまり使い慣れていない人にもおすすめです。

3.FIFINE USB MICROPHONE


「FIFINE USB MICROPHONE」は、フレキシブルアームがついたマイクです。アームは角度を360°曲げられるため、机の高さに合わせて設置できます。

ケーブルが2mと長く、デスクトップパソコンにも接続しやすいのが特徴です。そのため、お客様先とつないでの操作説明などにも向いています。

また、音声調整ダイヤルやミュートボタンがついており、音声機能を簡単に操作できます。
シンプルな操作性とマイクの高さを調整できる点で、さまざまな用途での活用が期待できるマイクの1つです。

4.ヤマハ ユニファイドコミュニケーションマイクスピーカーシステム YVC-330


「ヤマハ ユニファイドコミュニケーションマイクスピーカーシステム YVC-330」は、置き型のスピーカーフォンです。音響システムに定評のあるヤマハの技術が活かされており、高音質かつ集音性の高さも特徴です。

また、連結機能が搭載されており、大きな会議を実施する際は、1つのスピーカーフォンではなく、スピーカー同士を連結することで、大人数の音も拾えます。音へのこだわりと、大人数での会議が想定される場合におすすめの機種です。

PCで使うならUSBヘッドセットを使えば間違いない3つの理由

ここまでPC外部入出力マイクを紹介してきましたが、その中でもUSBヘッドセット型のマイクは、Web会議に適しています。

有線のUSBヘッドセットをおすすめする理由として「多くの機器と共有接続できる」「ノイズが少なく、音質が鮮明」「電波干渉を受けにくい」などが挙げられます。USBヘッドセットを使えば間違いない理由について、その内容を詳しくみていきましょう。

1.多くの機器と共通接続できる

1つ目の理由は「多くの機器と共通接続できる」点です。PCはUSBの接続できるのが基本で端末を選ぶことなく、すぐに接続できます。キーボードやマウスなどもUSB接続のものが多いのは、同じ理由といえるでしょう。

ただし、USB接続の機器があまりに多くなってしまうと、ヘッドセットを接続する箇所が不足する可能性もあるため、その際はUSBの拡張機器を準備するようにしてみてください。

2.ノイズが少なく、音質が鮮明

2つ目の理由は「ノイズが少なく、音質が鮮明」なことです。有線方式のヘッドセットの場合、USBもしくはステレオミニプラグでの接続が一般的でしょう。
USB接続はステレオミニプラグ接続に比べ、デジタル伝送によるノイズが少なく、クリアな音質を得られます。

さらにヘッドセットであれば、音声を聞き取りやすく周辺の騒音にも影響されないため、会議への没入感も深まるでしょう。

3.電波干渉を受けにくい

3つ目の理由は「電波干渉を受けにくい」ことです。無線でつなぐワイヤレスヘッドセットの場合、無線帯域の機器を近くに置いてしまうと電波干渉が生じる可能性があります。

電波干渉が生じると途中で音が途切れるなど、音声品質に影響しかねません。一方で、有線のヘッドセットは直接PCに接続するため、電波干渉の心配がありません。音声は途切れることなく、より鮮明な音を得られる有線は、Web会議に適しているといえます。

まとめ

円滑にWeb会議を実施するには、快適な音声でのコミュニケーションが不可欠です。外部入出力マイクを利用することで、高音質かつエコーやハウリングの防止にもつながります。

特にUSB端子のヘッドセットは、安定した音質と接続のしやすさが特徴で、PCでのWeb会議に向いています。今回ご紹介したような、思いもよらないマイクトラブルも、必要な機能や特徴を踏まえながらPC用マイクを選定することで、未然に防止することが可能です。

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