帯域と音声遅延および映像遅延の関係(1)

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  • 2014年02月14日 社長の日記
  • 帯域と音声遅延および映像遅延の関係(1)
  • FreshVoiceよくあるご質問シリーズ 

    映像遅延は、主に帯域不足から起こる。ただし、帯域があるのに遅延が起こるとお問い合わせを受けることがある。 

    <<帯域と映像音声遅延の関係>> 

    まず、音声の帯域は、最大でも64kbps~32kbpsなので現在のインフラ環境では無視できる。遅延の多くは、映像帯域設定が高すぎることによって起こる。したがって対処方法も帯域設定を単純に下げていくことで快適にご利用頂けることをお伝えしたい。特にHybrid版においては、帯域を細かく設定できる事から、これをこまめに設定頂ければ間違えなく、安定した環境でご利用頂ける。V5の場合は、送信側の設定によるので、帯域不足の対処は、全ての送信側設定を調整する必要があるので少し面倒になる。 

    <<音声遅延とリップシンクの関係>> 

    音声遅延は、リップシンクを設定した場合か本当の帯域が少ないか、パケット遅延が発生している場合に起こる。現在のHYBRID版は、リップシンクをoffの設定にしているので、映像に引きづられて遅れる事はなく、音声のみの帯域が何らかの理由で抑圧されていることが、直接的な原因と考えていただきたい。 

    <<HOP数とパケット遅延>> 

    ネットワークのHOP数とパケット遅延のお話。ネットワークは、間に何個ものルータがあり、それぞれを中継しながら到達する。この「いくつルータを経由(HOP)したか」をホップ数という。ホップ数が多ければ多いほどパケット単位での到達時間に遅れが生じる事となり、結果的に遅延を発生させる原因となる。 


    回線は一般的な実環境レベルでは、パケットレベルで200msを超えるとこれはかなり遅い 

    国内の環境であれば100ms以下は最低でも、70ms以下を目指したい。少なくともそういった回線を選択されることをオススメする。特に3Gや無線環境は、気がつくと電波状況で大きな遅延を発生させる事が多いので注意が必要だ。 


    <<パケットロス>> 

    実はパケット遅延よりもパケットロスのほうが問題が大きい。 

    パケットロスは、その名の通りパケットを取りこぼすことである。パケットロスが発生した事はルータ間でチェックサムによって確認できるので、必要なパケットだけを再送するのだが、この動作が輻輳という問題を引き起こす可能性がある。仮にパケットを平均して30%ロスする回線があるとする。結論を先に申し上げると、この状況下ではかなりの遅延と不安定さを強いられることになり、実際の運用は難しい。パケットの再送が再送を生み、輻輳(ふくそう:再送の嵐)を引き起こすことで一時的に回線が麻痺する。収拾するために途中のルータで、パケットをまとめて破棄する(パケットディスカード)が起った場合、その状態が続くことによって更にネットワークに負荷がかかり、端末間でタイムアウト起こす場合がある。 

    この対処方法も、映像帯域設定を絞る方法が一番適切だ。 


    まとめ:
    パケットロスから発生する輻輳が伝送量を極端に低下させる。 
    パケットロスは、WiFiなどの電波を介する通信手段に多い。 

    無線環境(WiFi or 3G(LTE))-> パケットロス -> 輻輳を発生させる -> 伝送量が減少し帯域不足 -> 音声遅延・映像遅延 を発生させる 

    →帯域と音声遅延および映像遅延の関係(2)に続く
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