Web会議の基礎知識
更新日:2022.08/01(月)
Web会議のためには様々な機器(ハードウエアやソフトウエア)を準備することが必要になりますが、複数の出席者が集まるWeb会議におすすめなのがスピーカーフォンです。マイクとスピーカーが内蔵されており、他の出席者の発言を大きな音で聞くことができます。スピーカーフォンの音量調整の方法などついて、詳しく確認してみましょう。
スピーカーフォンとは音を拾うためのマイクと、音を出すためのスピーカーがセットになった機器のことです。BluetoothやNFCやUSBなどの機能を利用して、ノートパソコンなどに接続して使います。
ノートパソコンには本体にマイクやスピーカーが内蔵されていることが多いのですが、別途スピーカーフォンを接続して使用することで、さらに快適な環境でWeb会議などに活用することができるのです。
スピーカーフォンと同じような機能を有する機器としては、マイクが付いたヘッドフォン(ヘッドセット)があげられます。ただしヘッドフォンはWeb会議に参加する人それぞれが個別に装着するため、参加する人数分を用意することが必要になります。また頭に装着して使用するため、窮屈だと感じる人もいるようです。
一方のスピーカーフォンはテーブルの上などに置いて使用することができますし、さらに1台をその場の複数人で共用できるというメリットがあります。大人数が集まるWeb会議には、スピーカーフォンの活用がおすすめだといえるでしょう。
スピーカーフォンの音量調節のための方法はそれぞれの機種ごとに異なりますので、詳しくは取り扱い説明書やメーカーのホームページなどをチェックしてみてください。
スピーカーフォンの表面には、音量調節用のボタンが取り付けられていることが多いようです。「+」などと表示されたボタンを押せば音が大きくなりますし、「-」などと表示されたボタンを押せば音を小さくすることができます。
ノートパソコンと接続して利用する際には、ノートパソコン本体の音量調整機能を活用するという方法もあります。
ウインドウズパソコンの場合にはタスクバーやツールバーなどの通知領域から、スピーカーのアイコンをクリックすることで、パソコン本体の音量(システムボリューム)の調整を行うことができます。その他にはWeb会議に使用するソフトウエアの画面上で、通話音量の調整ができる場合などもあるようです。
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スピーカーフォンには音量調節以外にも、Web会議などでの通話音質を向上させる様々な機能が搭載されています。
エコーキャンセリング機能は、ハウリングを防ぐ機能です。スピーカーフォンには本体にマイクとスピーカーの両方が内蔵されているため、大きな音を出すとスピーカーの音をマイクが拾って、「キーン」という不快なハウリングノイズが発生することがあります。エコーキャンセリング機能を活用すれば大きな音を出しても、快適な環境で会議を行うことができるのです。
オートゲインコントロール機能や位置検出機能は、集音の際に役立つ機能になります。オートゲインコントロール機能は会議の出席者それぞれの話し声の大きさに反応して、自動的にマイクの感度を調整する機能です。
位置検出機能は会議の出席者それぞれの位置を検出して、集音しやすいようにマイクの方向を調整する機能になります。出席者の声をしっかりと拾うことで、話の内容を他の出席者にわかりやすく伝えるのです。
スピーカーフォンはマイクとスピーカーが一体となった機器であり、ノートパソコンなどに接続して使用します。スピーカーフォンの多くには本体に音量調整用のボタンが付いていますし、接続するパソコン本体で音量を調整することも可能です。
スピーカーフォンにはその他にも便利な機能が搭載されていますので、Web会議などに積極的に活用してみてください。
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