Web会議の基礎知識
更新日:2022.09/05(月)
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WEB会議とオンライン会議、リモート会議の違いについてはこちら
Web会議システムは、今や、ビジネスにおける必須ツールの一つとなっています。
Web会議システムは必要ないと考えている企業もあるかもしれませんが、
積極的には使わなかったとしても、顧客からWeb会議を求められた時、災害や疾病流行などで出社ができなくなった時のために、使えるようにはしておくべきでしょう。
この記事では、Web会議初心者の方へ向けて、Web会議やWeb会議システムについて、わかりやすく解説していきます。
おすすめのWeb会議システムもご紹介しているので、ぜひ製品選びの参考にしてみてください。
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目次
Web会議システムとは、インターネットを介して行う会議です。
インターネットを利用して遠隔地の拠点同士を繋ぎ、音声・映像・資料などをリアルタイムに共有しながら行う会議です。
そして、Web会議を行うためのITツールが、Web会議システムです。
1対1はもちろん、複数人で会話することもでき、対面時と同じようなコミュニケーションが取れることから、会議や商談だけでなく、たくさんの人を相手にセミナーを開いたり、社長が全社員に向けて話したり、テレワーク時のコミュニケーションツールとしても活用されています。
Web会議システムには、大きく分けて、オンプレミス型(サーバー型)、クラウド型(ASP型)、ブラウザ型という3つの導入タイプがあり、使用するサーバーや費用などが大きく異なります。
オンプレミス型(サーバー型) | クラウド型(ASP型) | ブラウザ型 | |
---|---|---|---|
サーバー | 自社専用サーバーを社内に設置 | ベンダーのサーバーを共用 | ベンダーのサーバーを共用 |
ソフトウェアのインストール | 必須 | 必須 | 不要 | 費用 | 有料。 (導入費は高い、月額費用はかからない。) | 無料・有料どちらもある。 (有料は導入費低い、月額費用がかかる) | 無料・有料どちらもある。 (有料は導入費低い、月額費用がかかる) |
オンプレミス型(サーバー型)は、自社内に専用のサーバーを設置する導入方法です。
基本的には、社内ネットワーク内のみの閉域網でWeb会議を行うことが前提なので、会議の品質も良く、セキュリティ面も安心できます。インターネットVPNやIP-VPN、広域イーサネットなどを利用することで、セキュアな環境を維持したまま、社外からWeb会議に参加することも可能です。また、自社専用なので、機能のカスタマイズも、ある程度自由に行うことができます。
社内にサーバーを設置するため、利用できるようになるまでに少し時間がかかり、導入費も少し高くなります。しかし月額の利用料は不要で、追加でかかるとしても、保守費用や壊れた場合の修理費のみ。そのため、およそ3年程度使用すると、トータルコストがクラウド型(ASP型)を下回ります。
現在、最も一般的に利用されているのが、クラウド型(ASP型)のWeb会議システムです。
インターネット経由で、パソコンにソフトウェアをインストールし、ベンダーが用意したサーバーを他のユーザーと共用します。ちなみに、オンプレミス型(サーバー型)とクラウド型(ASP型)の中間として、ベンダーの用意した自社専用のサーバーを利用する、占有クラウド型というものもあります。
オープンなインターネットを経由し、ベンダーのサーバーにアクセスして利用するので、会議の品質に、インターネット回線の混雑やファイアウォール(社内ネットワークとオープンネットワークの出入り口の混雑)が影響することも。また、セキュリティや機能は、基本的に、ベンダー任せです。
費用面に関しては、完全無料で利用できる製品も多く、有料の製品でも、導入費はせいぜい数万円~十万円程度と、オンプレミス型(サーバー型)Web会議システムよりは、圧倒的に安いです。ただし、月額の利用料金がかかり、拠点数などに応じた定額制の場合もあれば、利用時間数に応じた従量課金制の場合も。中長期的に利用すると、トータルコストがかさみ、割高になる可能性があります。
Web会議システムの第3勢力として、ここ最近増えてきているのが、ブラウザ型のWeb会議システムです。
Webブラウザを利用してWeb会議を行うため、ソフトウェアのインストールすらも必要ありません。ベンダーのWebサイトにアクセスしてWeb会議を開催するか、共有されたURLをクリックして参加するだけでOK。
データの送受信にセキュアなプロトコルを使用している『WebRTC』という技術を利用しているため、Web会議に利用するページがきちんとSSL化されていれば、基本的なセキュリティ対策は問題ないと言われています。
クラウド型と同様に、オープンなインターネットを経由するため、会議の品質に、インターネット回線の混雑やファイアウォールが影響する場合も。また、接続方式の都合上、同時接続する端末数が多くなると、会議の品質が低下しがちです。
無料の製品はそこまで多くなく、有料のWeb会議専用製品か、ビジネスチャットなどに機能の一つとして付属している場合が大半で、クラウド型(ASP型)Web会議システムと同様に月額の利用料金がかかります。また無料の製品でも、会議のホストになるには、ベンダーのサービスへの会員登録が必要になる場合がほとんどです。
Web会議のやり方はコチラ。有名Web会議ツールをそれぞれ画像付きで徹底解説!
Web会議 | テレビ会議 | |
---|---|---|
必要な機器 | ・インターネット回線 ・端末(パソコン・スマホ・タブレット) | ・専用の端末 ・高性能なカメラ、マイク、ディスプレイ |
参加場所 | インターネット接続環境があればどこからでも | 会議室など (機器を設置した場所) |
導入費用 | 導入費用0円から利用可能。 導入タイプによって、初期費用が大きく異なる | 高額 |
メンテナンス | ソフトウェアアップデート (無料) | 機器の定期メンテナンスが必要。 (保守費用がかかる) |
テレビ会議もWeb会議も、遠隔地を音声と映像でリアルタイムに結び、まるで対面しているかのようなコミュニケーションが取れるという点は同じ。この2つの大きな違いは、使用する機器と会議を行う場所です。
テレビ会議には、専用の端末と高性能なカメラ、マイク、ディスプレイが必要です。そして、これらを会議室に設置し、その会議室にてTV会議を行います。
それに対して、Web会議は、普段から業務に使用しているパソコンにソフトウェアをインストールしたり、スマホやタブレットにアプリをインストールしたりするだけ。ブラウザ型のWeb会議システムであれば、それすら必要ありません。
デスクトップパソコンの場合は、USBカメラやマイク、スピーカーを別途用意する必要がありますが、ノートパソコンやスマホ、タブレットには大体ついているので、端末だけ用意すればOKな場合がほとんど。インターネットに接続できる場所であれば、どこからでもWeb会議を開催・参加することができます。
このように、テレビ会議は、会議室という空間同士を、Web会議は、端末同士を繋ぐという違いがあり、会議開催・参加の自由度は、Web会議の方が圧倒的に上です。
また、使う機材の性能や会議室から会議に参加することから、テレビ会議は、大規模な会議や幹部・役員クラスの会議向け、端末とインターネット環境があれば、どこからでも会議に参加できることから、Web会議は、現場レベルの打ち合わせ向けなどと言われてきましたが、最近は、パソコンやソフトウェアの性能も上がり、これまでテレビ会議向きとされてきた会議も、Web会議で問題なく行えるようになってきています。
Web会議システムを導入することで得られる最も大きなメリットは、会議・出張のコスト削減です。
会議や出張を対面からWeb会議に置き換えることで、これまで、クライアントのオフィスや支社、支店などを訪れるためにかけていた交通費や宿泊費を削減することが可能です。特に海外出張を行なっている企業では、Web会議を導入することによってこれまでかかっていた多額の出張費を、かなり削ることができます。
またWeb会議では資料の印刷が不要になるため、多量のコピー用紙やインク代も削減可能。来客の際に出している飲み物の費用も削減できるでしょう。
さらに移動時間や会議の準備時間といった時間的コストも削減でき、その分の時間で別の業務を行い、新たな利益を生み出すことができます。
Web会議システムがあれば、必要な時にいつでもどこでもコミュニケーションをとることが可能で、意思決定のスピードを早めてビジネス活動を加速させることができます。
会話内容にもよりますが、オフィスの自席や外出先からでも会議に参加することができるため、メンバー全員がオフィスに集まれない、会議室が空いていないといった事情で、意思決定が先延ばしになることはもうありません。
またWeb会議システムを上手に活用することで、テレワーク(リモートワーク)でも、オフィスで一緒に仕事をしている時と同じようなリアルタイムで密なコミュニケーションをとることができます。
『BCP(事業継続計画)』とは、地震、台風、火山の噴火といった自然災害のほか、テロ、疾病流行、事業所火災などなんらかの緊急事態が発生した場合に、企業が中核事業を継続させ、もしくは、万が一事業がストップしてしまったとしても早期に復旧させ、経営活動を営んでいくための方法や手段をまとめた計画のこと。
BCPにおいて、必ず全ての企業が考えなければならないのが、緊急事態が発生した場合の通信手段の確保です。その通信手段としておすすめしたいのがWeb会議システム。
インターネットは音声通話とは異なり、物理的に接続できない場合を除き、災害時でも比較的安定して接続することが可能です。そのため、まずは災害発生直後の現状の確認や指示出し、社員の安否確認に活用することができます。
また交通インフラが被害を受けている場合や、テロなどで移動時の安全を確保できない場合、2020年以降の新型コロナウイルス感染症のような疾病流行の場合に、オフィスへ出社せず自宅からテレワークで業務を行ってもらったり、会議に参加してもらったりすることも可能です。
総務省においても、非常時のBCPとしてテレワークは有効な手段として紹介されています。
このように、Web会議システムを導入しておくことで、緊急事態が発生してもスムーズにコミュニケーションをとることができ、被害を最小限に止めて、さらに、従業員の安全を確保した上で、事業を継続することが可能になります。
ここからは、導入するWeb会議システムを選ぶ際のポイントや注意点をご紹介していきます。
Web会議システムを導入する目的や解決したい課題を明確にしつつ、これからご紹介するポイントについての要件定義をしていきましょう。
Web会議システムを導入後は、いくつの会議を並行で行い、いくつの拠点(アカウント)を同時に接続する必要がありますか?
例えば、本社の会議室から、支店や店舗、クライアントのオフィスなどとWeb会議をする場合にはそこまでたくさんの拠点を同時に接続する必要がないかもしれませんが、社員個人のパソコンにWeb会議システムをダウンロードして、テレワークでも社員同士がいつでもコミュニケーションを取れるようにしたり、会社全体での朝礼などに利用したりする場合には、社員の人数分のアカウントを用意して同時に接続できるようにしておく必要があります。
同時に開催できる会議の数や、同時に接続できる拠点数は製品によって幅があり、また、その数によってかかる費用も変化します。同時に開催できる会議数や接続できる拠点数が少なくて、必要な時にWeb会議を利用できなかったり、逆にたくさんの拠点を接続できるようにしたけれど、実際には一部の拠点しか利用されず費用が無駄になったなんてことにならないよう、しっかりと事前にシミュレーションを行ってから製品を選びましょう。
基本のWeb会議が2拠点~3拠点であれば、そこまで気にならないかもしれませんが、2拠点以上で同時に発言した時に、複数の拠点の音声が聞こえる、聞き分けられるというのは、スムーズなWeb会議を行うにあたっては重要なポイント。
この点は、製品のスペック表だけでは判断できないので、無料トライアルなどで3拠点以上のWeb会議を実施して、確認してください。
セキュリティのことを考えるのであれば、自社のサーバー内にシステムを構築するオンプレミス型がおすすめ。自社のネットワーク内でWeb会議を行うので、外部からの干渉を受けにくく、覗き見される可能性も低いです。
クラウド型(ASP型)Web会議システムとブラウザ型Web会議システムは、どうしてもベンダーのセキュリティ対策に依存してしまうので、どんなセキュリティ対策が施されているかも製品選びの重要なポイント。
通信が高度に暗号化されていることは必須ですし、例えば、会議室に鍵をかけられる、送受信したファイルをサーバー上に残さない、IPを指定したアクセス制限ができるなど、被害に遭いにくい対策がされているものを選ぶようにしましょう。
また、Web会議システムの運用を開始する際には、公共の場所からは重要な会議に参加しない、会議中にアップロードしたファイルはすぐに削除するといった利用ルールを設けることも忘れずに。
WEB会議のセキュリティに関する注意事項として、対策独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンターのサイトに色々と記載されていますので、是非、参考にしてみてください。
参考:Web会議サービスを使用する際のセキュリティ上の注意事項
ストレスフリーな会議を行うためには、クリアな音声で遅延の発生しにくいWeb会議システムを選びましょう。
とはいえ、極端に高品質な音声のWeb会議システムは、同時にたくさんの会議を開催したり、接続拠点数の多い会議を行うとなると、サーバーに高負荷をかけることになるため注意が必要です。素晴らしく高品質でなくても、問題なく会議が行えるレベルであれば、あとは接続するマイクやスピーカーで音声の品質を上げるという方法もあります。高品質な音声を売りにしたWeb会議システムは、重要な会議を行う場合や、大きな会議室で会議を実施する場合、研修などでWeb会議システムを利用する場合に選ぶとベターです。
音声の品質は、無料トライアルなどを利用して実際に確認するしかありません。テストをする場合は、なるべく、実際のWeb会議に近い状態で行うこと。
複数の製品でテストをした場合に、どの製品もイマイチということであれば、製品ではなく、接続しているネットワーク環境に問題がある可能性もあります。
数回画面をクリックするだけでWeb会議を開催できる製品や、アカウントを持っていない方でも招待URLをクリックすればブラウザから簡単にWeb会議に参加できる製品など、なるべくシンプルで誰でも簡単に使いこなせるWeb会議システムを選びましょう。画面共有やチャット機能は定番で、だいたいどのWeb会議システムにも備わっているため、あまり製品による差はありません。
またMicrosoft office 365やGoogleアカウントなど、他のツールと連携できる製品もあります。自社で導入しているツールと連携すると、Web会議のスケジューリングが簡単に行えるといったメリットもあるため、そういった製品を選ぶのもおすすめです。
有料のWeb会議システムを導入する場合は、導入製品を決定する前に必ずトライアルやデモを依頼し、実際に使ってみること。音声の品質や使い心地など、スペック表ではわからない部分が、製品選びで最も重要だったりするのです。
クラウド型(ASP型)やブラウザ型で、Web会議の品質の低下が気になる場合は、Web会議が多く開催されていそうな時間帯を狙って接続実験を行ってみるのがおすすめです。
URL:https://www.freshvoice.net/
主な特長
製品タイプ | 費用 | 同時接続拠点数 | 便利機能 |
---|---|---|---|
オンプレミス型 クラウド型 | 有料 | 250 | 遠隔操作 録音録画 |
『FreshVoice』は、エイネット株式会社が提供する純国産のWeb会議システムです。堅牢なセキュリティ対策を施していて、2003年のリリース以降、乗っ取りや改ざん、スキミングなどの被害には一度もあっていないという信頼のWeb会議システムなので、国内企業だけでなく、教育機関や官公庁など、5000社以上が導入しています。
主な特長
製品タイプ | 費用 | 同時接続拠点数 | 便利機能 |
---|---|---|---|
ブラウザ型 | 有料 | 15 | – |
『Lite FreshVoice(LFV)』は、エイネット株式会社が提供するもう1つのWeb会議システムです。ブラウザ型のWeb会議システムなので、アプリやソフトウェアのインストールはもちろん一切不要。会議ホストのみ有料のアカウントが必要ですが、参加者はアカウントも不要です。
V-CUBE ミーティング
URL: https://jp.vcube.com/service/meeting
主な特長
製品タイプ | 費用 | 同時接続拠点数 | 便利機能 |
---|---|---|---|
オンプレミス型 クラウド型 ブラウザ型 | 有料 | 50 | 翻訳 遠隔操作 録音録画 |
『V-CUBE ミーティング』は株式会社ブイキューブが提供する、クラウド型のWeb会議システムです。クラウド型のWeb会議システムの多くが、会議に参加するためにユーザーIDを作成する必要があったり、専用のソフトウェアやアプリをダウンロードする必要があったりするのに対し、『V-CUBE ミーティング』は、招待用URLを発行することで、IDを持たない方であってもブラウザ上から会議に参加してもらうことができます。
URL: https://www.liveon.ne.jp/
主な特長
製品タイプ | 費用 | 同時接続拠点数 | 便利機能 |
---|---|---|---|
オンプレミス型 クラウド型 | 有料 | 通常:20 多人数モード:無制限 | 録音録画 |
『LiveOn』は、ジャパンメディアシステム株式会社が提供する、高品質な音声と映像が特徴のWeb会議システムです。滑らかな映像で臨場感のあるWeb会議を行えるため、会議室で行われるような重要な会議やウェビナーなどに特におすすめ。
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導入前の比較検討用途はもちろん、普段使用していて「このweb会議って使いにくい」「本当にウチの会社にあっているの?」「別のシステムも比較してみたい」などのリプレイスを考えている方にもおすすめです。
Web会議システムを導入を検討する際に一番気になっている事、それは・・・TeamsやZoomとの比較です。
人気Web会議TeamsやZoomと比較して、【Web会議システム Fresh Voice】はTeamsやZoomとどう違うの?Fresh Voice導入すると何がよくなるの?などの疑問を解決します。
こんな人におすすめ
Teams・Zoomの基本情報、価格の比較と合わせて、Fresh Voiceの特徴もわかりやすく紹介しています。是非ダウンロードしていただき、ご活用ください。
URL: https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
主な特長
製品タイプ | 費用 | 同時接続拠点数 | 便利機能 |
---|---|---|---|
クラウド型 | 有料/無料 | 1000 | 背景変更 遠隔操作 |
『Zoom』はアメリカを中心に利用されているクラウド型のWeb会議システムです。アカウントを作成することで、無料のベーシックプランを利用することができます。有料版もありますが、公式サイトは一部ページのみ日本語対応のため、企業で有料版の導入を検討する場合には、日本の販売代理店を経由するのがおすすめです。
URL: https://www.skype.com/ja/free-conference-call/
主な特長
製品タイプ | 費用 | 同時接続拠点数 | 便利機能 |
---|---|---|---|
基本クラウド型 ブラウザ型もあり | 無料 | 50 | 背景変更・ぼかし 翻訳 録音録画 |
『Skype』はマイクロソフトが提供する、無料で通話やチャットができるサービスです。以前は有料版の『Skype for Business』がありましたが、『Microsoft Teams』へ統合。またデスクトップアプリをインストールせずに、ブラウザから一時利用することが可能になりました。
URL: https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/products/meet/
主な特長
製品タイプ | 費用 | 同時接続拠点数 | 便利機能 |
---|---|---|---|
ブラウザ型 | 有料/無料 | 無料版:100 Enterprise版:250 | 背景変更・ぼかし |
『Google Meet』は、もともとG Suiteユーザのみが利用できる製品でしたが、2020年5月より、Googleアカウントを取得していれば誰でも無料で利用可能に。Googleのアカウントは、多くの人が保有していると思いますので、利用ハードルの低さも嬉しいポイントです。
URL: https://products.office.com/ja-JP/microsoft-teams/group-chat-software
主な特長
製品タイプ | 費用 | 同時接続拠点数 | 便利機能 |
---|---|---|---|
クラウド型 | 有料/無料 | 100 | 背景変更・ぼかし |
『Microsoft Teams』は、『Skype』と同じマイクロソフトが提供するビジネスチャットツールです。一番の特徴は、やはり『Office 365』の各サービスと連携できること。無料版も有料版もほとんど機能は同じなので、まずは無料版を試してみるのがおすすめです。
URL: https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/conferencing/webex-meetings/index.html
主な特長
製品タイプ | 費用 | 同時接続拠点数 | 便利機能 |
---|---|---|---|
クラウド型 | 有料/無料 | 1000 | 録音録画 |
『Cisco Webex Meetings』は、世界最大級のコンピューターネットワーク機器開発メーカー・シスコシステムズが展開する、クラウド型のWeb会議システム。誰にでも分かりやすく使いやすいシンプルなデザインのWeb会議システムで、どんなデバイスから会議に参加しても一貫した使い心地でWeb会議を行うことができます。
URL: https://www.remotemeeting.com/ja/home
主な特長
製品タイプ | 費用 | 同時接続拠点数 | 便利機能 |
---|---|---|---|
クラウド型 | 有料 | 30 | 録音録画 |
『RemoteMeeting』は、韓国企業のRSUPPORTが提供するブラウザ型Web会議システムです。ラウンジ画面というおしゃれな会議室一覧で、会議室の使用状況や様子が一目でわかり、空いている会議室を選択するだけですぐにWeb会議を行うことができます。
無料のWeb会議システムを企業で導入するのは、ありだと思います。なぜならWeb会議の使い方によっては、有料製品を導入するまでもない、無料製品で十分という場合もありえるからです。
例えば、Web会議のほとんどが2拠点(端末)、つまり1対1(1拠点に複数人の場合でも)ということであれば、無料の製品でも、会議の品質に不満が出ない可能性が高いです。
また同時接続拠点数が多くても、ウェビナーのように喋るのはホスト1人だけで、参加者は基本喋らない、映像も映さなくてOKということであれば、無料のクラウド型(ASP型)やブラウザ型のWeb会議システムでも問題ないかもしれません。
品質に関しては、必ずしもその製品の価格に比例するとは限らず、インターネット回線の問題もあったりするので、Web会議の導入と合わせて、そのあたりもチェックしておくのがおすすめです。
気になるのは、セキュリティ面。『Zoom』のセキュリティ問題は、記憶に新しいですよね。無料のWeb会議システムは、不特定多数の人が利用できるため、やはり、手軽に利用できる分、リスクもあると考えた方が良いです。社外秘などは取り扱わないということであれば、無料のWeb会議システムでも全く問題ないでしょう。
Web会議システムを導入することで商談や支店会議など対面で行う場合、交通費が毎回一人一人の移動時に発生します。Web会議システムを導入するだけで会社全体の交通費削減ができにコスト削減繋がります。
また、Web会議システムを取り入れることによって災害時などのBCP対策にもなる為、Web会議システムの導入をおすすめします。
災害時の通信手段を確保!「BCP(事業継続計画)」にWeb会議システムの導入を!
スマホやタブレットから参加できるWeb会議アプリはありますか?
ほとんどのWeb会議システムが、マルチデバイス対応です。
それぞれの製品の専用アプリをインストールすれば、スマホやタブレットからでもWeb会議に参加できます。
テレワークに向いているのはどんなWeb会議システムですか?
テレワークで利用するには、全社的にWeb会議システムを導入する必要があるため、登録アカウント数が多く、多拠点接続が可能な製品が最適です。
おすすめ製品の同時接続拠点数をチェックして、全社員、あるいは、テレワークを行う部署や関連部署の人数をカバーできる製品を選ぶのが良いでしょう。
おすすめWeb会議システムはこちら
Web会議のセキュリティが気になります。どんな製品を選べばよいですか?
Web会議システムをセキュリティが高い順に並べると、オンプレミス型>有料のブラウザ型・クラウド型>無料のブラウザ型・クラウド型となります。
堅牢なセキュリティ対策が施された製品をお探しなら、銀行や保険会社、省庁など、セキュアな環境が必須のお客さま2000社以上に選ばれてきた、FreshVoiceのオンプレミス型がおすすめです。
オンプレレンタルプランなら、初期費用を大幅に抑えることができます。
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