Web会議の基礎知識

更新日:2022.08/12(金)

Web会議においてハンドマイクの活用がおすすめである理由とは!接続方法や最適な周辺機器について紹介!

Web会議においてハンドマイクの活用がおすすめである理由とは!接続方法や最適な周辺機器について紹介!

Web会議においてハンドマイクの活用がおすすめである理由とは!接続方法や最適な周辺機器について紹介!

Web会議の開催時は、パソコンなどに内蔵されたマイクよりもハンドマイクを活用した方がスムーズに会議を進められます。しかし、なぜ内蔵マイクがあるのにハンドマイクを使用したほうが良いのか疑問を持つ方も多いでしょう。そこで、当記事ではWeb会議においてハンドマイクの活用をおすすめする理由などを本日は紹介します。

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大人数でのWeb会議にはハンドマイクがおすすめ

大人数でWeb会議を行う場合は、ハンドマイクの活用がおすすめです。ハンドマイクは、ダイナミックマイクともいわれ、ライブやカラオケなどにも利用されています。

ハンドマイクには「無線式のワイヤレスタイプ」と「有線式のワイヤードタイプ」があり、状況によって使い分けが可能です。ここでは、大人数でのWeb会議でのマイクの役割やハンドマイクをおすすめする理由などを紹介します。

Web会議でのマイクの役割
Web会議においてマイクは、自分の音声を相手に発信する役割を担います。例えば、映像の有無にかかわらず、Web会議でのやり取りは音声がメインです。

映像の送受信や相手の声を聞くことはできても、自分の音声を発信できなければコミュニケーションが取れません。円滑なWeb会議を行うには、マイクが不可欠です。

大人数でのWeb会議でハンドマイクがおすすめの理由

大人数でのWeb会議でハンドマイクをおすすめの理由は「雑音や騒音に強い」からです。Web会議に参加する人数が増えるほど、人の話し声や物音などが発生しやすく、会場内は騒がしくなります。

ハンドマイクは集音性が高く、口元にマイクを持ってきて話せるため、大声を出す必要がありません。近年は、YAMAHAのYVC-1000などのように、ハンドマイクと接続できるWeb会議専用の一体型音響システムも増えてきています。

従来の音響システムを揃えるとコストが嵩んでいましたが、Web会議専用の一体型音響システムとハンドマイクのみであれば、コストも抑えられるでしょう。

カメラで発信者や資料を写しつつ、質問者との質疑応答をハンドマイクで行うことで、Web会議が円滑に進みます。

デバイスの付属マイクをおすすめできない理由

近年、Webカメラやマイクが内蔵されたパソコンが増えていますが、デバイスの付属マイクはおすすめできません。その理由は、大人数のWeb会議とは相性が悪いからです。

会議室もしくは広い会場でWeb会議を実施する場合は、会場内は雑音・騒音に溢れているケースも多いでしょう。このようなシーンでデバイスの付属マイクを使用すると、雑音・騒音を拾ってしまい、上手く集音できません。

また、質問者はデバイスのある場所まで移動しなければ、手間と時間のロスも大きいです。
ノートパソコンを回すという方法もありますが、落下などのリスクもあり、あまり現実的ではありません。

以上の点からも、大人数でWeb会議を行う場合は、ハンドマイクの活用をおすすめします。

ハンドマイクをおすすめするシーン

ハンドマイクの活用をおすすめする代表的なシーンは「セミナー」と「役員会議」の2つです。

セミナーでは、多くの参加者が質問をするような場面も多く、セミナースタッフが会場内を移動して、質問する参加者にマイクを届けます。マイクの移動が頻繁なセミナーのような場面では、特にハンドマイクが有効活用できます。

また、役員会議では各役員がそれぞれ発言するような場面が想定されます。ハンドマイクがあれば、席を立つことなくマイクを回すことで発言が可能です。

前述のとおり、ハンドマイクは集音性が高く、大きな声を出さくてもコミュニケーションが取れます。セミナーや役員会議などをWebで行う場合は、ハンドマイクは必須といえるでしょう。

Web会議で使うハンドマイクの選び方

Web会議で使うハンドマイクを選び方のコツは「会議の参加人数」「利用環境」「キャンセル機能付き」の3つです。

マイクやスピーカーなどの音響機材はあらかじめ利用できる人数が決まっています。利用に最適な人数のものを選定できるよう、会議の参加するであろう人数を事前に確認しておきましょう。

また、会議室が広い場合はマイクやスピーカーを複数台準備する必要があります。音が反響しやすい壁の場合は、ハウリングが起きやすくなります。

ハウリングとは「キーン」という音が発生する現象で、代表的なマイクトラブルの1つです。近年は、ハウリングなどのマイクトラブルを発生させない、エコーキャンセル機能などを搭載しているハンドマイクも増えています。
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くわしくはこちらの記事をご覧くださいで内部リンクする

機能がないハンドマイクよりも金額は高くなりますが、音声トラブル防止のためにもぜひ利用を検討してみてください。

Web会議の最適な周辺機器の接続方法

前述のとおり、ハンドマイクには無線式のワイヤレスタイプと有線式のワイヤードタイプの2種類があります。それぞれメリットやデメリットがあり、Web会議やセミナーの規模や会場レイアウトによって使い分けるとよいでしょう。

「Web会議やセミナーの参加者間でマイクを回す必要がある」や「セミナー講師が会場を回りながら話す」といったシーンでは、移動制約のない無線タイプがおすすめです。しかし無線タイプのハンドマイクの場合、充電や電池のバッテリーで駆動しなければならず、時間の制約があります。

時間が延長した場合に備え、替えのマイクなどを用意しておくと安心です。無線式の場合は電波で声を伝えるので、電波送受信時のタイムラグや電波の混信によるノイズなど、音響トラブルが起きやすいので注意してください。

また、「特定の場所から動かない」や「発言者がマイクの位置まで移動する」といった場合は、有線タイプがおすすめです。ケーブルがある分、場所の制約は生まれるものの、無線タイプのようにバッテリー残量を気にする必要がありません。無線式よりも音響トラブルが少なく、高音質である点もメリットといえます。

Web会議の最適な周辺機器をお教えします

大人数のWeb会議に最適な周辺機器として、ヤマハが販売する「YVC-1000」をおすすめします。「YVC-1000」は、ヤマハ独自の音響技術を活用したスピーカーマイクで、パソコンでのWeb会議であればUSB、スマホやタブレッドであればBluetoothと使用端末によって接続方法を選択できます。

標準装備としてマイク1台が付属していますが、別にマイクを購入すれば4台まで拡張でき、最大5台の同時使用が可能です。Web会議の状況に合わせて、マイクの利用本数を調整してみてください。

「YVC-1000」は8~40人規模の会議に最適ですが、1~4名程度の打ち合わせに最適な「YVC-200」や、4~6名程度の小規模会議に最適な「YVC-330」もあります。参加人数や部屋のレイアウトなども加味して、最適な機器を選択しましょう。

WEB会議に最適な周辺機器はこちら 

まとめ

マイク内蔵型のデバイスも増えていますが、大人数でのWeb会議やセミナーを行う場合は外付けのハンドマイクを活用しましょう。騒音・雑音が多いWeb会議やセミナーでは、ハンドマイクのように集音性が高いマイクでないと声を広いにくいです。

ハンドマイクであれば、参加者同士が発言や質問をしやすく、円滑な進行が可能となります。Web会議専用の一体型音響システムも併用すれば、より質の高いWeb会議が行えるでしょう。

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