Web会議の基礎知識
更新日:2022.11/25(金)
PCマイクの選び方について迷われた経験はありませんか?
最近では、多くの企業で在宅勤務という働き方が普及し、Web会議でのやりとりを快適にする上で重要な要素の1つであるPCマイクについて詳しく解説します。
会議でPCマイクを使用する人数や、PCマイクの設置方法など、様々なシチュエーションでの最適なPCマイクが分かるはずです。
目次
PCマイクとは、主にパソコンに接続して使用するマイクです。パソコン以外にもスマホやタブレットなどの機器に接続できるものもあります。
ノートパソコンには、本体内蔵のマイクが付属しているものも多いですが、感度の悪い内蔵マイクでWeb会議を行う場合、相手に音声が伝わりにくく、スムーズな進行を妨げるケースがあります。
その点、内蔵マイクより高音質で高感度なPCマイクを使用することにより、ストレスが少なく生産性の高いWeb会議が実施できます。
PCマイクを選ぶ際に注意すべき点は、どのようなシチュエーションで使用するかということです。
例えば、大人数の会議で使用する場合と、狭い会議室で少人数での使用を想定している場合とでは、適切なPCマイクは異なります。
そこで当記事では、Web会議で使用するPCマイクの選び方として、以下の4点に着目して解説します。
1)指向性
2)形状
3)接続する端子
4)便利な機能や操作性
使用する場面を想定し、最適なPCマイクを選ぶ際の参考にしてください。
指向性というのは、マイクが音を拾う範囲や方向を示すものです。
PCマイクについては、一般的には単一指向性と全指向性(無指向性)のタイプがあります。
単一指向性のマイクは、一方向からの音しか拾いません。つまり、一人で使用する場合には、マイクの正面の音だけを拾う単一指向性のPCマイクが適しています。
一方、全指向性(無指向性)のマイクは、マイクがどの方向を向いているかに関係無く、周囲の全方位の音を拾います。
会議室にいる複数人が、同じマイクを使用して話す場合などに適したPCマイクです。
一人で使用する場合も、全指向性(無指向性)のマイクは使用できますが、不要な雑音が入ってしまう事もあるため、PCマイクを選ぶ際は、使用環境に最適な指向性を備えたものを選びましょう。
PCマイクには、主に以下のような形状があります。
・スタンド型
・フラット型
・クリップ型
・ヘッドセット型
スタンド型は、テーブルの上に置いて使用できるオーソドックスなタイプのPCマイクです。低価格の商品から高音質の高級な商品まで、幅広いラインナップがあります。
フラット型もスタンド型同様、テーブルの上に置いて使用するタイプのPCマイクです。フラット型の商品には、全指向性(無指向性)のタイプが多く、複数人で使用するのに適しているモデルが数多くあります。
クリップ型は、クリップ部分を服などに固定して使用するPCマイクで、ピンマイクとも呼ばれます。
ヘッドセット型は、一般的には頭に被るように装着するタイプで、マイクとヘッドホンが一体になっているPCマイクです。
クリップ型とヘッドセット型は、小さく軽量で、持ち運びがしやすい特徴があります。
また、基本的には一人で使用するタイプのPCマイクです。
PCマイクに使用する接続端子は、主に以下の2つです。
・USB
・3.5mmステレオミニプラグ
USBタイプのものは、パソコンのUSBポートに接続して使用します。現在のPCマイクの主流になっているタイプです。
USBタイプ接続のPCマイクは、デジタル式でノイズが入りにくいという特徴があります。相手の声が聞き取りやすくなるので、Web会議に適しています。
一方の3.5mmステレオミニプラグタイプは、アナログ式でイヤホンなどでも採用されている端子を使用しています。パソコンの端子に接続するだけで簡単に使用できるだけではなく、3.5mm端子を備えている他のデバイスでも使用できるというメリットがあります。
しかし、ノイズが入りやすいというデメリットがあるため、よりクリアな音質を重視する方は、USBタイプを選択した方が良いでしょう。
便利な機能や操作性が良いPCマイクとは、例えば以下のような性能が備わっているマイクです。
・ミュート機能
・ボリューム調整機能
・伸縮機能・フレキシブルアーム機能
ミュート機能は、電源を切らなくてもマイクをオフにしてくれる機能です。
相手が話している時や、こちら側の雑音が多い時など、ボタンを押すだけで一時的にマイクをオフにできるので、不要な音が相手に流れるのを防げます。
ボリューム調整機能がついているPCマイクは、マイク自体についているコントローラーを操作することで、音量を調整できます。
こちらの話す音量が大きかったり小さかったりする場合に、簡単に調整が可能です。
ミュート機能・ボリューム調整機能共に、基本的にはパソコン本体でも操作は可能ですが、マイク自体に機能が備わっていることで、手早く調整ができます。
そして伸縮機能・フレキシブルアーム機能は、マイク自体が伸び縮みしたり、方向を変えられたりする機能です。
例えばアーム部分を動かすタイプでは、高さ・向きなどを変えることで、話し手の正面にマイクを向けることが容易にできます。
Web会議で複数の人が同じマイクを使用する場面では、便利に使用できるPCマイクです。
PCマイクおすすめ20選を紹介します。
最適なPCマイクを見つけるためには、早見表にある以下の項目から、使用環境に適したものを選択しましょう。
値段
目的
設置方式
接続端子
指向性
使用人数
本記事では、スタンド型・フラット型・クリップ型・ヘッドセット型という設置方法順に、おすすめのPCマイクを紹介します。
出典:Amazon
値段 | 1,155円 |
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目的 | コスパ良く手軽に使用したい方 |
メリット | お手軽な価格で気軽に使用できるUSBマイク。フレキシブルマイクアームを採用 |
デメリット | Apple Macシリーズには非対応 |
設置方式 | スタンド型 |
接続端子 | 3.5mmステレオミニプラグ |
指向性 | 単一指向性 |
使用人数 | 1~2人 |
重量 | 105g |
価格も「1,000円強」と購入しやすくなっており、入門機としてはコスパ抜群のPCマイクです。
周囲の音を拾いにくい単一指向性マイクであるため、少人数で使用する際のWeb会議では十分活躍します。
なお、Apple Macシリーズには非対応となっているので、注意してください。
3.5mmステレオミニプラグを採用しており、マイク入力端子を持つWindowsパソコンで使用できるので、会社や家でWindowsを使用している方は検討してください。
出典:Amazon
値段 | 2,136円 |
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目的 | ノイズの影響が少ないPCマイクを求めている方 |
メリット | ミュートボタンがついていて、LEDでマイクのオン・オフが一目で分かる |
デメリット | 雑音が相手に届くこともある |
設置方式 | スタンド型 |
接続端子 | USB |
指向性 | 単一指向性 |
使用人数 | 1~2人 |
重量 | 100g |
サンワサプライの「MM-MCU03BK」は、単一指向性のコンパクトなPCマイクです。USB接続を採用しているため、細かなノイズの影響を受けにくくなっています。
便利な機能として、ミュートボタンがついており、ボタンを押すだけで簡単にマイクでの入力をストップできます。
そしてフレキシブルアームを採用しているので、好みの角度に簡単に調整できるというのもメリットです。
価格も「2,000円程度」とお手頃で、PCマイクの入門機として、おすすめできる機種です。
出典:Amazon
値段 | 1,200円 |
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目的 | コスパ良くUSBマイクを使用したい方 |
メリット | 場所を取らないコンパクト設計で持ち運びも楽。フレキシブルアームを採用 |
デメリット | マイクに近づかないと音を拾いにくい |
設置方式 | スタンド型 |
接続端子 | USB |
指向性 | 単一指向性 |
使用人数 | 1~2人 |
重量 | 58g |
エレコムの「HS-MC05UBK」は、パソコン内蔵のマイクよりもクオリティを少し上げたいという方におすすめです。
入門機として、コスパ良くUSBマイクを使用したい方には、手軽に購入しやすい機種です。また、一般的にはスタンド型マイクは持ち運びには不向きですが、58gと超軽量の造りになっていることから、比較的簡単に持ち運びできます。
会社と自宅の両方で、同じPCマイクを使用したいという方にはおすすめできます。
出典:Amazon
値段 | 22,600円 |
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目的 | 最高級品質のマイクを求めている方 |
メリット | Blueのフラッグシップモデルで、プロフェッショナルなレベルで音を拾う高品質のマイク |
デメリット | 値段が高め |
設置方式 | スタンド型 |
接続端子 | USB |
指向性 | 単一指向性・全指向性・双指向性・ステレオの4種 |
使用人数 | 1~2人 |
重量 | 519g(マイクのみ) 1,280g(スタンド込) |
Blueの「yeti X」は、細かな音も圧倒的な明瞭度で再現する最高級の品質を誇るマイクです。有名なYoutuberなど、音声にこだわりを持っているプロフェッショナルの多くが愛用しています。
一方で、高価格・高重量などの点を踏まえると、入門機としては少し敷居が高いかもしれません。持ち運びにも適しているとはいえないでしょう。
yeti Xの特徴は、単一指向性だけでなく、全指向性・双指向性・ステレオという、指向性の種類を選ぶことができる点です。Web会議に使用するという用途だけでは、オーバースペックかもしれませんが、ネットゲームやオンライン配信など、プライベートにおいても頻繁に使用する方にはおすすめです。
出典:Amazon
値段 | 4,599円 |
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目的 | ノイズを抑えるマイクを求めている方 |
メリット | 特殊な騒音抑制技術で、パソコン内部のノイズや、環境ノイズの影響を受けにくい |
デメリット | 単一指向性ではあるが、広範囲の音を拾いがち |
設置方式 | スタンド型 |
接続端子 | USB |
指向性 | 単一指向性 |
使用人数 | 1~2人 |
重量 | 305g(マイクのみ) 385g(スタンド込) |
FIFINEの「K669B」は、特殊なノイズ抑制技術を用いており、ノイズを抑えるマイクを求めている方におすすめできるPCマイクです。
三脚タイプのマイクで、見た目の重量感・高級感が備わっている点もメリットといえます。また、三脚とマイクの接続部分を調整することで、マイクの角度を変えられます。
そして単一指向性のマイクではあるものの、約130度の範囲の音が集音可能です。小さな会議室などでの、複数人使用もできるでしょう。
出典:Amazon
値段 | 8,999円 |
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目的 | 高いクオリティをそこそこのコスパで求めている方 |
メリット | 様々な音をクリアに集音でき、音声も高い感度できれいに再現できる |
デメリット | 単一指向性ではあるが、広範囲の音を拾いがち |
設置方式 | スタンド型 |
接続端子 | USB |
指向性 | 単一指向性 |
使用人数 | 1~2人 |
重量 | 1,200g |
FIFINEの「K678」は、高いクオリティを誇るマイクですが、1万円弱で購入できます。このPCマイクは、音声を始めとした様々な種類の音をクリアに集音でき、高い感度できれいに再現します。
クオリティも高く、USBを接続するだけで簡単に使用できるので、様々な場面でも重宝するでしょう。
また、マイク本体にはミュートボタン・音量入力調整ボタンもついており、利便性も高い点もメリットといえます。
そして先に紹介したK669Bと同様、約130度の広範囲の音を拾います。
出典:Amazon
値段 | 3,161円 |
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目的 | コンパクトでスタイリッシュなデザインを求めている方 |
メリット | 場所を取らない大きさなので、デスクの上に設置してもすっきりと使用できる |
デメリット | 音声がこもることもある |
設置方式 | スタンド型 |
接続端子 | 3.5mmステレオミニプラグ |
指向性 | 全指向性 |
使用人数 | 1~2人 |
重量 | 40g |
ソニーの「ECM-PC60」は、コンパクトでスタイリッシュなデザインが特徴のPCマイクです。
基本的にはスタンド型のマイクとして使用できますが、ホルダークリップが付属しており、クリップマイク(ピンマイク)としての使用も可能です。
3.5mmステレオミニプラグを採用しているため、マイク入力端子が無いパソコンでは使用できません。
40gという圧倒的なコンパクトさで、持ち運びにも困ることが無く、デスク周りもスッキリ使えるため、会社・家・出先など様々な場所で活躍してくれるPCマイクです。
出典:Amazon
値段 | 1,827円 |
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目的 | コスパ良く手軽に使用したい方 |
メリット | コンパクトな大きさで、手軽に全指向性のPCマイクが使える |
デメリット | 雑音が入ることもある |
設置方式 | フラット型 |
接続端子 | USB |
指向性 | 全指向性 |
使用人数 | 1~4人 |
重量 | 60g |
サンワサプライの「MM-MCU06BK」は、少人数で使用できるフラット型のPCマイクです。手のひらに乗るコンパクトサイズで、どこにでも置きやすいデザインになっています。
価格も「2,000円程度」なので、簡単に持ち運び可能なフラット型のPCマイクとして、初心者にもおすすめできる機種です。
なお、推奨される集音範囲は半径2m程度となっており、4人程度まで同時に使用可能です。
出典:Amazon
値段 | 7,109円 |
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目的 | 多人数の会議で広範囲の音を拾いたい方 |
メリット | 半径5mの音を集音でき、多人数の会議やパソコンから離れた場所からでも音声を届けられる |
デメリット | 声が低い人は多少音がこもりやすい |
設置方式 | フラット型 |
接続端子 | USB |
指向性 | 全指向性 |
使用人数 | 5~8人 |
重量 | 123g |
サンワサプライの「MM-MCUSB22」は、広範囲の音を拾えるフラット型のPCマイクです。
コンパクトな大きさながら、最大半径5mの集音が可能な高感度マイクユニットが採用されています。5人以上が同時に使用するような会議でも、離れた場所から声を届けられます。
便利な機能として、マイクミュートボタンもついており、パソコン本体を操作せず音声をオフにできる点もメリットです。
出典:Amazon
値段 | 22,705円 |
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目的 | USB接続だけではなくBluetooth接続もしたい方 |
メリット | 高い集音性があり、充電式バッテリーも内蔵している。最大12時間の連続通話が可能 |
デメリット | 価格が高め |
設置方式 | フラット型 |
接続端子 | USB |
指向性 | 全指向性 |
使用人数 | 5~8人 |
重量 | 290g |
EMEETの「M2 スピーカーフォン」は、最大で8人まで使用できるワイヤレススピーカーフォンです。
今回はPCマイクとして紹介していますが、スピーカーとしての性能もとても優秀なため、会議室で多人数集まるようなWeb会議では重宝されるでしょう。
4つの高性能マイクが本体に内蔵されており、360度全方位からの音声を、高い明瞭度で相手に届けることができます。
また、2600mAhの充電式バッテリーを内蔵し、ワイヤレスの使用でも最大12時間の連続使用が可能です。Bluetooth接続を活用し、机の上をスッキリした状態で作業したい方におすすめです。
出典:Amazon
値段 | 8,999円 |
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目的 | 二台を同時接続して多人数で使用したい方 |
メリット | Bluetooth接続にも対応していたり、二台をつなげて使用できたりと、様々な方法で使える |
デメリット | 比較的重量が重い |
設置方式 | フラット型 |
接続端子 | USB・3.5mmステレオミニプラグ |
指向性 | 全指向性 |
使用人数 | 5~8人 |
重量 | 480g |
EMEETの「Luna Lite スピーカーフォン」は、Bluetooth接続に対応したスピーカーフォンで、PCマイクとしても最大で8人まで使用可能です。
この機種は、オプションの連結ケーブルを使用することで、二台を同時に接続できます。
PCマイクとしてだけではなく、スピーカーとしても優秀なため、同時接続することで多人数でのWeb会議などでも活躍するでしょう。
また、2600mAh充電式のバッテリーが内蔵されており、ワイヤレスでも約15時間の連続使用が可能という点もメリットです。
出典:Amazon
値段 | 5,064円 |
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目的 | 3.5mmステレオミニプラグのフラット型マイクが欲しい方 |
メリット | カスケード接続により、最大4台まで接続することが可能。机に置いても目立ちにくいシンプルなデザインも特徴 |
デメリット | 3.5mmステレオミニプラグ接続なので、ノイズが発生しやすい |
設置方式 | フラット型 |
接続端子 | 3.5mmステレオミニプラグ |
指向性 | 全指向性 |
使用人数 | 1~3人 |
重量 | 115g |
オーディオテクニカの「AT9922PC」は、3.5mmステレオミニプラグ接続のフラット型PCマイクです。フラット型のPCマイクは、USB接続やBluetooth接続のタイプが多いので、3.5mmステレオミニプラグ接続のタイプが欲しい方にはおすすめです。
またこの機種は、カスケード接続により最大4台まで接続できるので、多人数のWeb会議で使用する場合に活躍します。
机に置いても目立ちにくいスタイリッシュなデザインも、魅力の一つです。
出典:Amazon
値段 | 43,957円 |
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目的 | 多人数での会議で最高の環境を整えたい方 |
メリット | パソコンとのUSB接続に特化したモデルで、雑音が多い環境下でも快適なWeb会議が実施できる |
デメリット | 値段が高い |
設置方式 | フラット型 |
接続端子 | USB |
指向性 | 全指向性 |
使用人数 | 4~10人 |
重量 | 800g |
ヤマハの「YVC-331」は、パソコンとのUSB接続に特化した高性能なPCマイクです。特徴は卓越した音質と広範囲の集音性です。4~10人程度で実施するWeb会議の場合、この1台があればPCマイク・スピーカーフォンとして、快適なコミュニケーションができます。
そして、YVC-331には、収音範囲制限機能が搭載されています。
会議に不要な周囲の雑音を抑制でき、コピー機や電話の音など、周囲が騒がしい中でWeb会議を実施する場合でも、相手にクリアな声を届けられます。
また、オプションのケーブルを使用することでスピーカーを連結できるため、会議の参加人数が10人以上になるような場合、二台での対応も可能です。
出典:Amazon
値段 | 9,990円 |
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目的 | Bluetoothを使って長時間使用したい方 |
メリット | コンパクトなサイズで、Bluetoothを連続24時間使用できる |
デメリット | USB接続よりBluetooth接続は音質が悪い |
設置方式 | フラット型 |
接続端子 | USB |
指向性 | 全指向性 |
使用人数 | 1~3人 |
重量 | 340g |
Ankerの「PowerConf S3」はBluetooth接続で、連続24時間使用できるPCマイクです。コンパクトな設計なので、Web会議においては場所をとらないスピーカーフォンとして活躍します。
4人以上の多人数用という訳ではなく、1~3人用のPCマイクです。
持ち運びもしやすい大きさなので、会社だけではなく、自宅や出張先で使用したいという方にもおすすめできます。
出典:Amazon
値段 | 2,039円 |
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目的 | 高性能なピンマイクを使いたい方 |
メリット | 延長コードを使用することで、最大3.5mの距離からも会話できる |
デメリット | 少し音声がこもる |
設置方式 | クリップ型 |
接続端子 | 3.5mmステレオミニプラグ |
指向性 | 全指向性 |
使用人数 | 1人用 |
重量 | – |
FIFINEの「C2A」は、クリップ型のPCマイクです。
小型にも関わらず集音性能は高いモデルなので、クリップマイクで失敗したくないという人にはおすすめです。
なお、マイク本体のケーブル(1.5m)と、延長コード(2m)を組み合わせることで、3.5m離れた場所からでも音声を届けられます。
出典:Amazon
値段 | 536円 |
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目的 | コスパ良くクリップマイクを使いたい方 |
メリット | 値段を抑えて、コンパクトなクリップマイクを使用できる |
デメリット | ノイズが入りやすい |
設置方式 | クリップ型 |
接続端子 | 3.5mmステレオミニプラグ |
指向性 | 全指向性 |
使用人数 | 1人用 |
重量 | 18g |
バッファローの「BSHSM03BK」は、安価で購入できるクリップ式のPCマイクです。
価格は「500円強」と、とても安く購入できるので、とりあえずクリップ型のPCマイクが欲しいという人にはおすすめです。
ノイズを低減するウィンドスクリーンも付属しており、マイクとしての役割は十分果たしてくれます。
出典:Amazon
値段 | 791円 |
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目的 | ディスプレイへ貼り付けての使用も考えている方 |
メリット | クリップマイクとしても、ディスプレイに貼り付けても使える2wayマイク |
デメリット | 周囲の雑音を拾いやすい |
設置方式 | クリップ型 |
接続端子 | 3.5mmステレオミニプラグ |
指向性 | 全指向性 |
使用人数 | 1人用 |
重量 | 36g |
サンワサプライの「MM-MC24」はコンパクトなクリップ型のPCマイクです。
手持ちのヘッドフォンと組み合わせることで、ヘッドセットとしてTV電話やチャットにも使用できます。
そして、アタッチメントを取り付けることで、PC画面の横に貼り付けての使用が可能なので、用途に合わせた使い方ができるのもメリットです。
出典:Amazon
値段 | 3,036円 |
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目的 | 高音質のクリップ型マイクを求めている方 |
メリット | デジタル録音機器に対応した高音質な超小型マイク。スタイリッシュなデザイン |
デメリット | クリップ型では値段が高い |
設置方式 | クリップ型 |
接続端子 | 3.5mmステレオミニプラグ |
指向性 | 全指向性 |
使用人数 | 1人用 |
重量 | 18g |
オーディオテクニカの「AT9904」はスタイリッシュなデザインのクリップ型PCマイクです。
クリップ型PCマイクの中でも、かなりコンパクトな見た目であるため、マイクということを相手に意識させすぎることなく使用できるデザインです。
また、2ウェイホルダークリップを使用することで、シーンを選ばずに使えるというメリットもあります。
出典:Amazon
値段 | 3,031円 |
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目的 | 長時間快適に使用したい方 |
メリット | 耳あたりの良いソフトイヤーパッドが採用されており、長時間のWeb会議にも快適に使用可能 |
デメリット | 無理な使用でコードが断線しやすい |
設置方式 | ヘッドセット型 |
接続端子 | USB |
指向性 | – |
使用人数 | 1人用 |
重量 | 78g |
オーディオテクニカの「ATH-102USB」は、ヘッドセット型のPCマイクです。
耳が痛くなりにくいソフトイヤーパッドが使用されており、長時間使用していても快適に使える特徴があります。
USB接続ですが、Type-Cの変換コードも付属しているため、幅広い機器に接続可能です。
出典:Amazon
値段 | 1,250円 |
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目的 | コスパ良くヘッドセットを使いたい方 |
メリット | 3.5mmステレオミニプラグのヘッドセットがコスパ良く使用できる |
デメリット | ノイズが入りやすい |
設置方式 | ヘッドセット型 |
接続端子 | 3.5mmステレオミニプラグ |
指向性 | 単一指向性 |
使用人数 | 1人用 |
重量 | 74g |
ロジクールの「H111r」は、コスパ良く使用できるヘッドセット型のPCマイクです。
価格も「1,000円強」なので、まずはヘッドセット型のPCマイクが欲しいという方におすすめの入門機になります。
3.5mmステレオミニプラグに対応している多くのデバイスで使用可能です。
Web会議での円滑なやりとりには、マイクが大きな役割が果たします。しかし、利用状況に合わせたマイク選びができていないと、トラブルにもつながりかねません。ここでは、まずWeb会議で使うマイクによって起きた失敗例を3つ紹介します。
1つ目は「マイク内蔵のPCでエコーが発生した」例です。Web会議のやりとりには、PC内蔵のマイクを利用できます。しかし、内蔵マイクを利用する場合、不快な音が生じるエコーやハウリングが発生しやすくなります。
エコーとは、自分の発した音が相手のスピーカーで反響し、自分の元に戻ってくる現象で、相手の声と自分の発した音が重なって聞こえます。また、マイクがスピーカーの音を拾って不快な音を出すハウリングも、Web会議中には防ぎたいものです。
これらの問題を解決する方法として、エコーキャンセラー機能を搭載した外部入出力マイクの活用をおすすめします。エコーキャンセラーは、エコーの原因となる自分の発した声がエコーで戻ってこないよう、除去や抑制する機能です。
相手の声が聞きやすくなり、ハウリングの抑制にもつながります。円滑なWeb会議を目指す場合には、適切な機器選びが重要といえるでしょう。
2つ目は「PCにiPhoneマイクを接続したが機能しなかった」例です。iPhoneには付属のマイク付きイヤホンがあり、Web会議に利用しようと考える人も多いでしょう。
しかし、WindowsPCに接続してもうまく機能しない場合があります。具体的には、相手の音声が聞こえていても、自分の声が相手に聞こえないといった現象です。
原因はイヤホンとPCの端子が異なるためで、イヤホンは「4極端子」、PCは「3極端子」となっています。端子の数を変える分岐アダプターを使うか、USB端子で直接接続できるようにするかの対応が求められます。トラブルを未然に避けるためにも、Web会議の前にはマイクが使用できるかを確認をしましょう。
3つ目は「アプリ側がミュートになっていた」例です。自分はマイクで話しているつもりでも、アプリの設定がミュートになっており、相手に聞こえていないといったケースがあります。
Web会議システムとして有名な「Zoom」の場合、通常はビデオ・マイクは自動的にオフになっているため、そのまま気付かずに参加する方も多いです。こちらの音声や画像を届けるには、どちらもオンの設定に変更しなければなりません。
「会議に参加しているつもりができていなかった」といった事態を招かないためにも、会議やセミナーに参加する際は、ビデオ・マイクの設定を確認するようにしましょう。また、相手の音声に重ねたくない場合は、場面ごとにミュート機能を活用してみてください。
ここまでPC外部入出力マイクを紹介してきましたが、その中でもUSBヘッドセット型のマイクは、Web会議に適しています。
有線のUSBヘッドセットをおすすめする理由として「多くの機器と共有接続できる」「ノイズが少なく、音質が鮮明」「電波干渉を受けにくい」などが挙げられます。USBヘッドセットを使えば間違いない理由について、その内容を詳しくみていきましょう。
1つ目の理由は「多くの機器と共通接続できる」点です。PCはUSBの接続できるのが基本で端末を選ぶことなく、すぐに接続できます。キーボードやマウスなどもUSB接続のものが多いのは、同じ理由といえるでしょう。
ただし、USB接続の機器があまりに多くなってしまうと、ヘッドセットを接続する箇所が不足する可能性もあるため、その際はUSBの拡張機器を準備するようにしてみてください。
2つ目の理由は「ノイズが少なく、音質が鮮明」なことです。有線方式のヘッドセットの場合、USBもしくはステレオミニプラグでの接続が一般的でしょう。
USB接続はステレオミニプラグ接続に比べ、デジタル伝送によるノイズが少なく、クリアな音質を得られます。
さらにヘッドセットであれば、音声を聞き取りやすく周辺の騒音にも影響されないため、会議への没入感も深まるでしょう。
3つ目の理由は「電波干渉を受けにくい」ことです。無線でつなぐワイヤレスヘッドセットの場合、無線帯域の機器を近くに置いてしまうと電波干渉が生じる可能性があります。
電波干渉が生じると途中で音が途切れるなど、音声品質に影響しかねません。一方で、有線のヘッドセットは直接PCに接続するため、電波干渉の心配がありません。音声は途切れることなく、より鮮明な音を得られる有線は、Web会議に適しているといえます。
最適化されたPCマイクを導入することで、ストレスの少ないスムーズなWeb会議を実施できます。
相手にしっかりと声が届かなければ、Web会議そのものの生産性が低下してしまうので、話し手の声をきちんと届けられる環境を作りましょう。
Web会議に参加する人の人数や、会議を実施する場所などにより、適切なPCマイクは変わります。
本記事で紹介した内容を参考に、ぜひWeb会議に最適のPCマイクを使用して、生産性の高いWeb会議を実施しましょう。
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