Web会議の基礎知識

更新日:2022.05/24(火)

WebRTC P2Pとは?特徴や仕組みを分かりやすく解説します

WebRTC P2Pとは?特徴や仕組みを分かりやすく解説します

インターネット環境とパソコンなどの機器があれば、国内はもちろん、海外の拠点ともリアルタイムで会議を行えるWeb会議システムは、従来の会議のスタイルを大きく変えた画期的なツールともいえます。

ここでは、「WebRTC」というWeb会議システムに使われている技術や、「P2P」「SFU」といったIT用語についてわかりやすく説明していきます。

WebRTC=リアルタイムコミュニケーションっ
てどんな技術?

WebRTC技術を使用したWeb会議システム比較表付

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P2Pとは?

P2Pとは「Peer to Peer」の略で、ネットワーク方式の種類を表します。

端末同士が直接繋がる仕組みであることから、Peer(対等の者)という言葉が用いられているそうです。P2Pに対するものとして、クライアント・サーバー方式があげられます。

例えばメールを送るときは、一旦サーバーを経由してから相手のメールボックスへ届けられますよね。このサーバーへアクセスすることなく、端末同士がダイレクトに通信するのがP2Pの特徴です。

Web会議システムだけでなく、無料チャットツールなど身近なサービスにもP2Pは使われています。

サーバーに膨大な処理が集中したため通信速度が遅くなった、サーバーがダウンして通信ができなくなった、このようなクライアント・サーバー方式で起こりがちな問題をP2Pは回避することができます。

また、サーバーを用意する必要がないため、導入費用を抑えられることも利点といえるでしょう。

WebRTCとは?

WebRTCとは「Web Real-Time Communication」の略で、W3C(World Wide Web Consortium)が提唱しているAPIの定義です。

WebRTCの技術によって、プラグインのインストールや認証をする必要はなく、Webブラウザを通して音声や映像をリアルタイムでやり取りすることが可能になりました。つまり、Webブラウザがあれば、世界中の人々と相互コミュニケーションがとれるようになったのです。

また、OSやキャリアが限定されないため、既存のデバイスをそのまま使えることもメリットといえます。Web会議を導入するためだけに、新たな端末を購入せずに済み、余分な出費を抑えることができます。

従来のWeb会議システムは、声が聞こえにくかったり文字がぼやけてしまったりといった不具合がたびたび問題視されていました。WebRTC対応のWeb会議サービスが生まれたことにより、品質や快適性が大きく向上したといっても過言ではありません。

P2PとSFUの違いとは?

SFU とは「Selective Forwarding Unit」の略で、映像や音声などをサーバーを介して提供する仕組みのことです。したがって、サーバーを経由するか・経由しないかが、P2PとSFUの相違点になります。

SFUでは、通信相手が複数であっても、パソコンなどの端末には負荷がほとんどかかりません。SFUというサーバーが端末に代わって映像や音声などを届けてくれるため、同時に複数の相手とやり取りすることができるのです。

一方でP2Pの場合は、同時に通信する相手が増えるほど、端末にかかる負荷も高くなっていきます。そのため、多拠点で同時にWeb会議を行うときには、P2Pは不向きといえるでしょう。

サーバーを経由しないP2Pは、リアルタイム性の高い通信を特徴としています。一方でSFUは、サーバーを経由するものの、遅延を1秒未満に抑えることが可能であると考えられています。音声や映像を再変換しないで、そのままやり取りする仕組みだからです。

SFU自体のリソースの消費を抑えつつ、P2Pのリアルタイム性も兼ね備えているのがSFUの特徴ともいえます。しかし、SFUはP2Pに比べてコストが割高になる傾向があります。そのため、WebRTCにはP2Pでの通信というのが広く浸透しているようです。

国内外に拠点を持っている企業にとっては、移動時間や交通費を削減できるWeb会議システムは、欠かせないアイテムの一つでしょう。しかし、Web会議システムにもさまざまな種類があります。

同時に通信する相手が少なくコストを抑えたいのならP2Pを、同時に複数と通信するため端末に負荷をかけたくないのならSFUを、というように自社に最適なWeb会議システムを選ぶようにしましょう。

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