Web会議の基礎知識
更新日:2021.10/14(木)
遠隔地の人間同士が意見交換を行うのに適しているTV会議におすすめできる、HD対応のWebカメラを3つ紹介します。高画質な環境で、有意義な会議をご検討中の場合には要チェックです。
PC周辺機器メーカーとして定評のロジクールの製品の中で、『CC2900ep』は会議システムにおいて良くセレクトされる一台です。電動式のパン・ティルト・ズーム機能を強化しており、もちろんHDにも対応している点が人気となっています。
パンと言うのはカメラを固定したまま、水平方向の画面移動を行える機能です。同じく固定したまま、こちらは垂直方向に移動するのがティルトとなります。これらの機能がどのように役立つかですが、パンやティルトを使うことで会議中での発言者に焦点を合せられますから、複数名での意見交換に最適です。
『CC2900ep』はパンが260°、ティルトが130°まで可能となりますが、これは一般的なWebカメラよりもかなり優秀な数値となります。
画質に関してはフルHDで1080pとハイクオリティ。フレームレートは30fpsを実現していて、これは一般的な映画よりも若干、優れた性能です。
フレームレートの数値が高い方がなめらかな映像にはなるものの、人間の視覚には限界がありますから、これくらいの性能が丁度よいと言えそうです。動画として保存した際にも、30fpsならばデータサイズも大きすぎず、扱いやすいと考えられます。
このモデルは他にオートフォーカスなどの多彩な機能を搭載していますが、セットアップは簡易に行えるように設計されており、取り回しの点でも優秀です。HD対応機材の選定で悩んだ時には、まずは、この一台を調査してみると良いでしょう。
リーズナブルながらクオリティー面でも信頼を得ているサンワサプライですが、このメーカーの中でも定評がある『CMS-V37BK』は、実にコストパフォーマンスに優れた製品です。お手頃価格で入手できる機材ですので、あまり頻繁に会議をしないケースや、部下に携行させたい時には候補になってくるのではないでしょうか。
サンワサプライの特徴として価格帯はエントリークラスではあるものの、値段以上の価値が期待できます。この『CMS-V37BK』も実売価格は数千円ですが、ボディにはアルミが使用されて高級感のある外観です。性能面も秀逸となっており、簡易なTV会議では威力を発揮するでしょう。
まず、画質はフルHDとなっており、『CC2900ep』に比肩します。フレームレートは15FPSですが、実際には、これでも充分に使用に耐える数値です。一般的には「映像が綺麗」と言う評価が見られますから、そこそこのレベルを期待することができるでしょう。
難点としてはパンやティルトがないですし、オートフォーカスでもありませんので、会議室に複数名がいる場合には、適正は高いとは言えません。発言者にフレームをあわせにくいためです。
逆に、一人か二人程度を撮影するようなケースでは有効性が期待できますから、使う場面を見極めて導入していくと良いでしょう。
ロジクールから登場している『C930E』は職場での会議用途で開発されたWebカメラで、各種のビジネスグレード認定を取得しています。この認定はSkypeなど、人気のサービスにマッチする証明でもあるので、安定性の面ではメリットでしょう。
このモデルは多彩な機能を搭載し、解像度もフルHDとなっていますが、コスト的には導入しやすいのも魅力です。大人数での会議にも対応がありますので、リーズナブルな一台を探している時には、チェックしてみると良いでしょう。
まず、画質面では先に紹介した『CC2900ep』と同等で、HD1080pとなっており、フレームレートも30fpsを達成しています。ズーム機能も搭載しているのも、TV会議には有利なポイントです。
手元の資料を拡大して見せたり、離れた位置にあるホワイトボードの内容を映し出すなど、色々な応用ができます。オートフォーカスも搭載しており、ピンぼけしにくいのも長所の一つです。
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