Web会議の基礎知識
更新日:2021.10/15(金)
HD(high definition)とは直訳で鮮明度が高いという意味です。映像では解像度が「1280×720ピクセル以上」のものをHD画質(ハイビジョン)、「1920×1080ピクセル以上」のものはフルHD画質(フルハイビジョン)と呼ばれています。
ちなみに、DVDの画質が「720×480ピクセル」なのでHDというのはDVDに比べて3倍くらい綺麗な画質です。
音声ではHDの音源はハイレゾ音源と呼ばれています。
ハイレゾ音源は情報量が「96kHz/24bit」や「192kHz/24bit」のものが主流となってます。CDの情報量は「44.1 kHz/16bit」ですので「192kHz/24bit」の場合だと、CDの約6.5倍の情報量をもっていることになります。
Web会議を行う時、画質が悪いと部屋の様子や人の顔がはっきりみえないので、よく見ようと画面をじっと見つめてしまい目が疲れます。長時間になればなるほど現場にいる人よりもストレスがかかってしまい集中力が下がってきます。
そうなると良い意見が出にくくなり、せっかく設けている会議の時間が無駄になってしまいます。遠方から参加できるというメリットがあってもなかなかweb会議が浸透しない理由の一つでしょう。
しかし、その問題をHDは解決してくれました。 表情がちゃんと鮮明に見えるので画面を見つめて目が疲れることもないですし、細かな表情がきちんと読み取れるので、ニュアンスも正確に汲み取れます。
また同時に誰かが喋っても誰がなんと言ったか分かるので聞き返さなくてすむのです。その場の雰囲気や臨場感も容易に読み取ることができます。ストレスなく会議に望めるので、集中力も長続きしてよりよい時間を作る事が可能です。
また、プレゼンテーションのある会議ではスライドの細部まではっきり見えるようになります。資料に書いてある手書き文字や発表者が今資料の何処を指しているかという従来では把握しきれなかったこともきちんと把握することができるのです。
web会議経由で会議に参加してる人にも容易に説明できるようになり、スムーズに意見交換ができるようになりました。
今までだったら製品が出来上がると、会議までに工場から本社まで郵送したり、実際に出向いて確認するしか方法がありませんでした。しかし、もうその必要はなくなります。
Web会議をHDで行うことにより、製品がその場になくても会議が出来ますし、工場長が本社に出向く必要もありません。画面を通して製品の仕様や質感、色合いといった細かな部分まではっきりと確認することが可能です。
移動したり発送したりする時間や手間が省けるので時間もコストも節約になり業務効率化に繋がります。また、遠方にいながら製品を確認できるので、現場に迅速に指示を出すことが出来ます。
クレームの対応等一分一秒でも解決しなければいけないことが発生した時は非常に助かります。
テレワークの方は在宅での業務が主になるので、他の方と顔を見て仕事をする機会がどうしても少なくなります。そういう状況で会議の場ですらお互いに顔が見えにくい状態だとなかなか一緒に働いているという実感が湧きにくいですし、モチベーションの維持も難しいと思います。
HDでのweb会議で鮮明でしっかり他の従業員の方とコミュニケーションを取れることによって、一緒に仕事をしている、自分も一員だということが実感できるようになりました。遠いところにいても一緒に仕事をし、同じ目標に向かって頑張っていく。
そのことを高いレベルで実現させようとすると、HDでのweb会議というのは外せないツールになるのです。
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