Web会議の基礎知識

更新日:2022.01/04(火)

Web会議の「セキュリティ」について解説します

Web会議の「セキュリティ」について解説します

Web会議システムのセキュリティ

Web会議をするうえで個人情報流出や企業の機密漏えい等のセキュリティ対策をすることは当たり前ですね。

情報漏えい事件がもたらす被害は甚大です。報道、謝罪会見、企業ブランドの毀損、取引先からの信用失墜、企業価値の低下、と規模と性質によっては会社そのものが失われかねません。まずはそれを防ぐための取り組みを見てみましょう。

Web会議における情報漏えい対策

  • ・暗号化(SSL/TSL、AES)
  • ・通信ポート制限
  • ・ミーティング毎のセキュリティコード発行
  • ・ミーティング毎の会議室URL発行
  • ・接続IPアドレス指定によるアクセス制限
  • ・サーバでのファイル非保存
  • ・IP-VPN等セキュアな回線の利用
  • ・オンプレミス、SI型等社内ネットワークへのサーバー設置

お客様からの信頼を得るため、認証団体から証明書を取得している企業もあります。こういった数々の取り組みのおかげなのか、幸いにしてWeb会議システムからの情報漏えいの話題は私どもの耳には入っておりません。クライアント企業のなかには高い機密性を求められる銀行などもあります。そういったお客様にWeb会議システムをご利用いただいているという事実に、私たち自身が励まされています。

これらの施策は、基本的なものばかりです。
しかし、基本でありながら、企業のセキュリティを守るためにとても重要で、大切な施策といえるでしょう。
これらの施策の他に、フレッシュボイスが重要だと考えるセキュリティ対応をみていきます。
フレッシュボイスがいかにセキュリティ面で優れていて、安心してお使いいただけるか、わかっていただけるよう、丁寧に説明します。

システム的な優位性

1,通信上の暗号化

インターネット上の通信は、暗号化されていれば安心でしょうか?
実は中身をキャプチャーし、のぞくことができてしまうのです。
そうした悪趣味な趣向を持っている人もいますので、通信には警戒しなければなりません。

最大512bitの暗号化鍵での通信を行うため、パケットレベルでのキャプチャーを行われたとしても復号化は、難しくなっています。

かつ、音声データは独自の圧縮技術(IP-MR)を利用しているので、一般的な再生ツールでは音声化できないことが特徴です。よって、これだけでも安心が担保されるのではないでしょうか。

映像データ及び資料データも同じ暗号化技術が用いられていますので、この圧縮技術を手抜きして世間一般のツールでやっていないことは、FreshVoiceの特徴でもあります。良い面だと自負しております。

また、サーバ攻撃に対しての脆弱性を限りなく減らすため、通信は一般的なWebアプリケーションではなく、クライアントーサーバ間で特殊なやりとりを行う独自アプリケーションとなっていますので、通信そのものが相当な堅牢性を持っています。なかなかハッカーには解読できない、そして盗み見ること自体が難しい構成となります。

通信のポートを限りなく少なくし、Port 80,443と一般的なWebアプリポートを使ってインターネット通信は可能としているものの、内部の構造が全てエイネット社独自のやりとりとなっています。よって、セキュアさに一役買っているのです。

2.定期的なペネトレーションテスト

サーバ攻撃、クライアントアプリ攻撃に対し、脆弱性を減らすため、定期的なペネトレーションテストを繰り返し行い、最新の攻撃パターンを防御しています。
ASP契約ユーザ、保守契約ユーザには、最新のセキュリティ対策を含んだモジュール提供を行っていますので、最先端の攻撃手法からもガードします。

コンピュータの性能があがり、OSが常にアップグレードされていくにしたがって、システムの複雑さがましてきます。
それはつまり、セキュリティ上の欠陥ができる可能性があるということなのです。
最新のシステムであればあるほど、アタックに悩まされています。
なかには、ハックされたことに気が付かないケースも・・・
エイネット社ではつねに攻撃に備え、最新のセキュリティ知識を身につけたエンジニアがサポートしています。

3,構造上の仕組み

前提として、以下の漏洩ポイントを総合的に網羅できていることが、セキュアーである理由5つとなります。

  • ・ユーザ情報
     メール配信を必要としないシステム。メール情報をサーバ上に持たない。
  • ・会議情報
     資料情報をサーバ側に蓄積しない。
  • ・通話内容
     音声の録画ファイルをサーバ上に保存しない。
  • ・ビデオ映像
     ビデオの録画ファイルをサーバ上に保存しない。
  • ・ブラウザに依存しない

 IE(internet explore)や、プラグイン(Adobe Flash)などのセキュリティ対策が必要な製品群を利用していない為、その対応とは全く無縁なシステム。

もしかしたら御社には厳重なセキュリティ・ポリシーがあるかもしれません。
でしたらまずはエイネットにご相談ください。
5000社以上の導入実績には官公庁、大学、銀行などもございます。
クライアント企業の顔ぶれが、FreshVoiceの信頼性の高さを裏づけています。

Web会議システムはセキュリティが大事

Web会議では会社の重要な決定や、他社に漏れたらまずい内容などが話し合われることも多いでしょう。
そのような重要な会議の内容がセキュリティの低さのために漏洩してしまうというのは考えたくない状況です。そこでWeb会議を導入するのであれば、セキュリティが高いものを導入することが重要になってきます。
セキュリティの高さはどのようなWeb会議システムを導入するかで変わってくるのです。インターネット上のサービスを利用するクラウド型と、社内ネットワークシステムを利用するオンプレミス型では根本的にセキュリティに対する考え方が違います。
どちらも高いセキュリティ対策を取っているのですが、その内容を見てからどちらを導入するかを決定する方がいいでしょう。



クラウド型のWeb会議システムのセキュリティについて

クラウド型のWeb会議システムはインターネットを通して、ベンダーが提供するサービスを利用します。
インターネットを通してサービスを利用するため、セキュリティには不安があるかもしれません。インターネットを通して情報のやり取りをすることが前提になっていますので、高度な暗号化は必須になります。
インターネット上で情報が抜かれるという心配や情報が漏れるという心配はここからきているのです。利用するのが閉じられたネットワークではないことから、ネットワークに対する脅威が心配の種になっています。
また、システム環境をベンダーに依存していることから、セキュリティに関しても全て依存することになります。ベンダー側のセキュリティ対策が万全であると信じることだけが、唯一できるセキュリティ対策なのです。
ベンダーのセキュリティがどの程度高いのかを、確かめる術がないのも不安の一つとなっています。



オンプレミス型のWeb会議システムのセキュリティについて

オンプレミス型のWeb会議システムは自社内のネットワークにシステムを構築します。
社内ネットワークを使うため、外部からの干渉をほとんど受けないでしょう。この高度なセキュリティ対策により、外部への情報流出やインターネットを通しての侵入などのリスクを軽減することができます。
システム構築を自社内で行っているので、セキュリティポリシーを自社の基準に合わせて作ることも可能です。社内ネットワークを利用するため、オフライン環境で使うことができるのも特徴になります。
情報の送受信をするために外部を使う必要がないのもセキュリティを高めている要因です。システムを作るためには時間はかかるでしょう。カスタマイズすることや会社に合わせた作り込みが必要だからです。
しかし、そのようなデメリットを補って余りあるくらいセキュリティは高くなるのです。社内で完結しているシステムですから、外部からの脅威はほとんど受け付けないくらいのセキュリティの高さを誇ります。



セキュリティの面だけをみればオンプレミス型

社内ネットワークを利用するという意味では、オンプレミス型の方がセキュリティが高いといえるでしょう。
クラウド型には導入コストの安さや簡単に導入できることなど、メリットがたくさんあります。しかし、インターネットを使うという点において不安な人は少なくないのです。
インターネット上での情報のやり取りが全て安全かという根本的な問題もあります。安全を一番に考えるのであれば、お金と時間をかけても自社でシステムを構築するオンプレミス型の方がメリットがあるでしょう。
外部からの侵入の心配が少なくて、情報を外に出す必要がないのですから、安心感は大きくなります。重要な情報は安全に取り扱いたいという会社側の意向がある場合には、セキュリティが高い方を選ぶと間違いないでしょう。



Web会議、標準的なセキュリティ機能は?

昨今、セキュリティ問題が世間を騒がせることがしばしばあります。
企業の大小や個人法人を問わず、顧客の個人情報や決済情報を預かることがあり、その取扱には慎重さが求められます。
しかし、セキュリティ問題が発生し、個人情報がインターネット上に拡散されてしまったり、名簿屋に売られたりしてしまうことも。
ではWeb会議システムは、一体どのようにしてセキュリティを守っているのでしょうか。

ファイルをサーバーに置かない

意外な盲点として、インターネット黎明期からあるセキュリティ事案が、大切なファイルをサーバー上においていて、それがハッキングされたり、設定ミスで誰からも閲覧できる状態になっていたりすることがあります。
これは昔からあるトラブルで、セキュリティ上の問題であるにも関わらず、いまだに多くのサイトが、大切なファイルをサーバー上、すなわちインターネットの誰でもアクセスできるところに設置しているのです。

しかし、Web会議システム、ここでは例としてFreshVoiceをあげますが、ファイルをサーバー上においていません。
インターネット上にファイルを保存しない形式なので、ハッキングの被害にあったり、思わぬ形で流出してしまったりしません。

アクセス制限も可能

また同時に、IPアドレスを指定してのアクセス制限が可能なので、何か困ったことがあったらすぐにブロックできますし、決まった相手とだけ通信することも可能です。

会議室URLは、会議のたびごとに発行

Web会議がスタートすると、会議室ごとに会議室URLが発行されます。
これがシステム上、会議のたびごとに新規URLを発行することになっています。
よって、古いURLにハッカーがアクセスしても、何もすることができません。会議室のURLが毎回異なるので、安全に使えるということになります。

個人情報の保護が最優先!多くの企業が求めるWeb会議とは?求められるセキュリティ対策

ネットワークサービスの台頭を背景に、ますますニーズが高まっているのがWeb会議です。大企業はもとより、中小企業やスタートアップ企業、ベンチャー企業までもが、その導入に踏み切っています。
盛況ぶりを見せているWeb会議ですが、やはり気になるのが情報漏洩やサイバー攻撃などに遭遇するリスクではないでしょうか。

時代の流れとともに利便性の向上が飛躍的に進んでいますが、一方でセキュリティ対策の重要性もクローズアップされています。これらの観点を踏まえてのWeb会議の導入が求められることになります。会社を率いる経営者にとっては、いかにして満足のいくWeb会議システムを見つけることができるかがカギを握ります。

そもそもWeb会議とは、インターネットを通じて離れた拠点を画像と通話で結ぶものです。企業にとってはなくてはならない通信システムとして広く普及しています。Web会議を導入することで、多くの情報の共有ができることになり、企業としての意思決定のスピードが格段に早まることはもとより、現状の把握や事態打開、再発防止などを話し合うこともできます。従前のように電話による音声だけの会議やミーティングとは異なり、資料や画像、動画などもライブで確認できるのも大きなメリットといえるでしょう。

ますます求められる情報保護の姿勢

Web会議システムの導入を検討している経営者の方にとっての悩みや懸念事項には、やはり、情報漏洩やサイバー攻撃などのリスクが挙げられるのではないでしょうか。むろん、企業の業種業態によっても異なりますが、個人情報や機密情報などの管理がより厳密に求められる時代ですので、決しておろそかにすることはできません。ひとたび個人情報や機密情報の漏洩事故が発生した場合には、企業にとっての大きな打撃になることは避けられません。

会社の規模の大小に関係なく、企業としての責任を大きく問われることになるでしょう。
個人情報や機密情報の厳重管理という点を重要視しているWeb会議システムが広く普及していることも、納得のいくところです。Web会議システムの制作や運営、管理などを手掛ける企業も増えていますが、セキュリティ対策がしっかりとしている企業の業績が伸びているという現実もあります。

Web会議やテレビ会議といえば、その画像の精度や通信速度などを向上させることもさることながら、それ以上に求められるのが、セキュリティ対策です。いくらキレイでクリアな画像が提供できても、会議の内容や情報が漏れていては、何の意味もないといえます。

どのWeb会議システムを選択するかがカギ!

AESと呼ばれる暗号システムをご存知の方も多いのではないでしょうか。アメリカ合衆国で開発されたセキュリティ対策には欠かせないシステムとして広く日本にも普及しています。共通暗号方式を使った暗号システムであり、アメリカ合衆国における標準規格です。

Web会議システムやテレビ会議システムの制作や運営、管理を手掛ける企業の中には、このAESシステムを導入することで、個人情報や機密情報などの厳重管理を強化する動きが見られます。加えて、独自のプロトコルを駆使することで、万一、情報が外部に漏れたとしても、プロトコル自体を理解していない限りには、その情報を読み解くことができません。そのため、セキュリティ対策としては、より信頼性の高いものといえます。

Web会議システムやテレビ会議システムを導入したいと考える経営者や担当者の方にとっては、より、セキュリティ対策が強固な企業のサービスを選択することが求められます。何よりも安全安心が第一です。

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