Web会議の基礎知識
更新日:2021.10/13(水)
目次
薬剤師の在宅勤務がWeb会議システム1つの導入でできたら素晴らしいですよね?
これまでは、安全性の観点から、薬を受け取るときは薬剤師から直接対面で受け取ることが必要でした。患者が薬局まで行くか、薬剤師が患者宅に届けるしか方法がなかったわけです。しかし、薬のネット販売などが許可される中、薬の処方についても緩和措置が求められていました。今のところ、離島などだけに特例として認められていますが、今後広がりを見せていくと思われます。
国の諮問会議案では、遠隔診療を受けているケースに限定して、服薬指導も受けられることになっています。また、薬の配達に関しては民間企業の活用も検討されています。従来のように、薬局を行き来しなくても家で薬を受け取れるシステムを国が主導で作ろうとしています。
現状は試験的に法改正と運用が行われており、今後の動向が注目されます。実現すれば、過疎地域の医療水準を大きくアップすることになるでしょう。そもそも過疎地域が生まれる要因の一つに医療不足の問題もあります。さまざまな意味で良い効果をもたらすのではないでしょうか。
コミュニケーションツールがあっても、それを利用する人に使いこなす力がなければメリットも半減してしまいます。顔が見えるとはいえ、医療の現場は実際に患者に触れて分かることも多いものです。ビデオチャットで症状を見逃さないためには、薬剤師のヒアリング能力の向上が望まれます。
うつや統合失調症など、働きながらメンタルの不調を訴える人が多い昨今ですが、企業も対策に乗り出しています。そこで、企業はメンタルヘルスの相談室や産業医などをもうけて、従業員のうつ病対策に乗り出しています。そうしたとき、うつ病などで休職して、自宅で療養中の社員と、バックオフィス部門や所属長がどのようにコミュニケーションを取れば良いのでしょうか?そんなときは、Web会議システムが最適です。簡単にインストールできますので、従業員の自宅のパソコンにWeb会議システムをインストールしてもらい、会社とつないで、面談を行うのです。定期的に面談を行えば、いま、うつで苦しんでいる従業員が復帰の過程でどの程度の状態なのか、あとどのぐらい休めば職場復帰できるのか、考えることができます。
うつから職場に復帰するのは、並大抵のことではありません。ですが、会社と本人と産業医とが一体になって連携し、コミュニケーションを取っていくことで、復帰の手がかりになります。うつの人は、自宅から一歩も出ることができない、ということも起こりえますので、Web会議で在宅にいながらにして、復職面談ができるのは大きなメリットとなるでしょう。
Web会議なら、顔を見ながらコミュニケーションを取ることができますので、顔色を見ながら、復職についての相談や、具合の良し悪しについてチェックしていくことが可能となります。うつ病で休職する人が当たり前の昨今ですが、出来る限り現場に復帰してもらいたいものです。Web会議を使って在宅から職場の上司や産業医とコミュニケーションが取れれば、休職中も安心して休むことができますし、会社の側も、休職中の社員を気遣うことが可能となり、より復帰に近づきます。
岩手県遠野市では、遠隔相談システムを医療の面で導入しています。
とはいえ、まだまだ医療は対面で行うもの。規制もありますし、信頼性の問題もあります。
そんな環境の中、とくに人口減少が著しく、医師の数も減っている地方において遠隔相談でなんとか足りない医療の手を増やそうという試みがあります。
地方では人口減少がとてつもないスピードで進んでいます。とくに、産婦人科は激減しています。
20年ほど前に産婦人科の医療ミスなどがメディアで大きくクローズアップされ、若い医師が産婦人科を選ばなくなったという事情もありますし、もともと急激なスピードで少子化が進んでいる、という側面もあります。
よって、貴重な貴重な妊婦さんが、なかなか診察を受けるのに苦労する、ということが起こるのです。
そんなとき、遠隔相談で妊婦健診があれば理想的ですよね。
岩手県遠野市では早くからICTを活用して、妊婦健診を行ってきました。
もちろん具合が悪いときなどは例外的ですが、体調がよく、特に問題なく妊娠が進んでいる場合は、遠隔相談で自宅にいながらゆったりとした気持ちで選んでもらおうという計画からです。
これだと、遠隔相談の時間が来るまでゆっくり自宅で過ごすことができますし、また気兼ねなくリラックスした気分で相談できるでしょう。
妊娠中に車を使って事故に遭遇するリスクはゼロではないですし、自宅で妊婦が相談を受けられることによるメリットは計り知れません。
遠野市ではそうした病院が町の中心にあり離れた地域の人が受診しづらいことから、いちはやく遠隔相談システムを導入しています。
遠隔相談システムは、基本的に病院側や自治体側の設置だけでよく、患者さんの自宅にはヘッドセットやパソコンだけで良いことも特徴です。
妊娠・出産は病気ではありません。
ですが、産業医が産休中や育休中の人と面談することがあります。
休職状態になっているので、調子を見て復職の可否を決めるからです。
同様に、最近はうつ病にかかる人なども増えてきましたが、そういった方も休職していますので、
職場復帰には産業医との面談が必要です。
さまざまな理由で会社を休んでいても、会社とのつながりを残し、
コミュニケーションを取ることはとても大切なことです。
そんなとき、自宅と会社をつなぐWeb会議システムは非常に便利です。
子供が生まれたばかりでまだまだ外に長く外出できない社員のために、
会社といろいろな話し合いができます。
復職のタイミングを合わせることもできますし、電話より顔を見て話せたほうが、
お互いに復職のイメージがわきやすくて良いでしょう。
他にも、子育て中の方で、時短勤務し、中には週に何度か、
在宅勤務を行うことを認める会社も増えてきました。
日本のワーキングマザーは、家事に育児に仕事にと非常に忙しく、
スーパーウーマンが多くて、生産性が非常に高いのが特徴です。
そんな彼女たちを貴重な戦力と位置づけ、
限られた時間を活かして効率よく働いてもらうためにも、Web会議は欠かせません。
いまは自宅にインターネット回線がない人はおらず、また、ビジネスに関わる人なら、
スマホにタブレット、自宅PCは必ず完備しているものだと思いますので、在宅ワークは非常に効率が良いのです。
産業医や職場の上司との面談にも、Web会議は大いに使えます。
インフラが整っており、通勤ラッシュを避けるためにも、在宅を推進している企業も増えてきました。
今後も、Web会議のニーズは増え続けるでしょう。まずは、会社に出勤しない人を増やすことこそ、
働き方改革ではないでしょうか。Web会議システムは、政府の方針にもマッチしているのです。
今後、過疎地域などで高齢者が孤立するケースが増えてきます。どこに住んでいても平等に医療を受けられる社会の実現に、テレビ電話システムが積極的に活用されています。
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