Web会議の基礎知識
更新日:2022.06/13(月)
モニターの需要は、リモートワーク時のWeb会議が増加して大きく拡大しています。また、リモートワークだけではなく、会議室や大型ホールなどその利用方法は様々であり、モニターの種類も多岐にわたります。
この記事では、Web会議に最適なモニターの選び方や設置方法について詳しく解説します。リモートワークでモニター導入を検討されている方や、オフィスの会議室へのモニター導入を検討されている担当者の皆様、この記事をぜひ参考にしていただければ幸いです。
目次
まずWeb会議に利用するモニターといってもその種類は複数あり、利用シーンや設置方法、目的などによって使い分けられています。ここでは大きく3つの種類について解説します。
1つ目はパソコンモニターです。パソコンモニターとは、よくデスクトップパソコンなどで利用するモニターです。モニターサイズは様々ですが、概ね20〜30インチ程度が一般的です。大きさによっては持ち運びも可能であるため、オフィス内でコンセントさえあればどこでも利用できる点がメリットと言えます。
利用シーンとしては、リモートワーク、ないしは小規模の会議室やミーティングスペースなどで、主に机の上に置くか、モニターアーム等で設置しているケースが多くみられます。
2つ目はテレビモニターです。テレビモニターの良い点は、TVが映ることや入力を複数持っているため、PCだけでなくDVDなどの閲覧にも利用できる点です。またWeb会議用として利用する場合、比較的大画面(30インチ以上)を設置することが多く、パソコンモニターと比べ広い場所で利用できます。
利用シーンとしては中〜大規模の会議室やお客様打ち合わせブースなど大人数で利用する、あるいは多目的で利用する場所への設置がよくみられます。設置は壁掛け、ないしは専用のTV台などに固定して利用するケースがほとんどです。
3つ目はプロジェクターです。プロジェクターのメリットは、モニターと違い場所を取らず、壁面さえあれば利用できる点、及び小型ながらも大画面で利用できる点です。また小型のタイプであれば持ち運びができるため、モニターを常設できない会議室などでも利用可能です。
利用シーンとしては大型ホールなどもありますが、小〜中人数の会議室などでもモニター設置ができないケースなどに利用されています。また最近では、小型でUSB給電可能なプロジェクターもあり、外出先などで利用するケースも出てきており、幅広い場所で活躍しています。
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モニターとはいえ、色々な種類がある為、選択に困る、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこでここでは利用人数別のモニター選びのポイントについて紹介します。
1人、ないしは2人程度Web会議行う場合は、ノートPCのモニターまたはタブレット程度で十分でしょう。2人でノートPCのモニターではみづらいということであれば、外付けのPCモニターを使えば十分と言えるでしょう。大型モニターを準備する必要はありませんし、狭い場所であれば逆にみづらくなる可能性もあります。
また、モニターが常設されていないが壁面を十分利用できるスペースなら、小型プロジェクターを利用するのも良いかもしれません。モニターよりも運びやすく、PCに繋ぐだけで画面表示できるのでモニターより手軽に利用できるでしょう。
3〜4人程度で使用する場合は、大きなモニターは必要なく、せいぜい40インチのモニターがあれば十分です。小さな会議室に大きなモニターを設置すると、場所をとってしまい圧迫感があるかもしれませんし、大きすぎると逆にみづらくなることもあるので注意が必要です。
またこちらも壁面スペースがあればプロジェクターという選択肢もあります。但し、最低限40インチ程度のサイズで写せる場所あることを確認しましょう。せっかくプロジェクターで写しても画面が小さくなっては意味がありません。
6人が使用する会議室であれば60インチ程度のモニターが適しています。モニターから離れて座っている人でも、相手の顔、資料をはっきりと見られるでしょう。
さらに10人以上での複数人会議の場合は、モニターを大きくするとよいでしょう。会議室の形状や座席のレイアウトによっては、見づらい場合はプロジェクターで投影するか、60インチモニターを複数設置することをおすすめします。
人数別でのモニターサイズや方式などについて解説してきましたが、注意すべき点はサイズだけではありません。Web会議用モニターを設置するにあたり、他にも気を付ける点はいくつかあり、主に設置場所やモニター以外に設置すべき機器などとなります。
具体的にどのような点に注意すればよいか?詳しく解説しましょう。
1つ目は利用目的と設置場所です。せっかく会議室にあったモニターを準備したのに、設置場所を誤ったために利用しづらい、目的を十分に確認しなかったために後で不便な思いをする、といったケースもありますので、注意しなければなりません。
何よりモニター設置の目的が何か?という点には十分注意しましょう。Web会議だけであれば単なるモニターでも十分かもしれませんが、場所によってはTVも見たい、DVDも使いたい、など多目的で利用するケースもあるでしょう。しかしながら目的別に複数のモニターを設置するのはナンセンスです。
2つ目はぜんいんがよく見える位置に配置する点です。特に壁掛けなどの常設の場合は注意が必要です。会議室の机レイアウトなどから見やすい位置を確認の上、設置場所を決めるようにしましょう。
また、窓との位置関係も重要です。窓の反対側に設置した場合、太陽の位置によっては逆光で見えなくなってしまう可能性もありえます。逆光の影響を受けづらい場所にする、カーテンを設置し太陽光を遮れるようにするなど設置時の工夫が必要です。
3つ目は接続ケーブルや接続ポートの配置です。TVを壁面取り付けする、プロジェクターを天吊りにする場合、利用しやすい場所にあらかじめ映像ケーブルを伸ばしておく必要があります。これを忘れるとせっかくモニターがあってもいちいちケーブルを準備し利用場所まで伸ばしていかなければならず非常に不便な思いをします。
常設型のモニターの場合、こういった接続方法についても考慮が必要です。
またWeb会議するためにモニター以外にも必要な機材がありますので、モニター準備の際、併せて準備した方が良いでしょう。具体的には、マイク、スピーカー、そしてカメラです。
マイクとスピーカーはWeb会議には重要な機器となります。しかしながら1名利用と複数名利用では大きく異なります。
複数名利用の場合、全員の声が入るよう無指向性のマイクスピーカーを準備する必要があります。最近ではWeb会議用のマイク・スピーカーが一体化した機材が販売されていますので購入し必要な部屋に設置しておけば良いでしょう。
2つ目はカメラです。Web会議するにあたりWebカメラは必須アイテムです。ただし大人数で会議を実施する場合、全員がカメラに写るような製品、配置を考えねばなりません。広角カメラを購入し設置すると良いでしょう。
いかがだったでしょうか?Web会議するためのモニターとはいえ、いくつかの種類があ
り、それぞれ利用シーンも異なるため、使い方をしっかり把握し、選定すべきです。また、モニター以外にもマイク・スピーカーやカメラなど必要な機材は他にもあるため、モニター整備段階で一緒に考えておいた方が良いでしょう。
皆様もこの記事を参考に、Web会議用モニターの準備を検討されてみてはいかがでしょうか?
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