Web会議の基礎知識
更新日:2022.06/10(金)
Web会議システムを選定する際に必ずといっていいほど「同時接続数」の話題が上がります。
また、ライブ配信コンテンツの「同時接続数」とWeb会議システムの「同時接続数」の違いついても解説していきます。
目次
同時接続拠点数とは、会議でつなぐ最大の拠点の数で、拠点ごとにいる人数の数ではないので注意が必要です。
なぜこの同時接続拠点数が大事なのでしょうか。
拠点の数が問題になるのは、そのweb会議サービスの種類と内容によるところが多いので事前にチェックが重要となります。
ライブ配信コンテンツといえばYouTubeが有名ですが、YouTubeでWeb会議は向いていません。
ライブ配信コンテンツやセミナーを得意とするプラットフォームでは同時に発言する、同時発言の機能の部分が弱いからです。
会議とはブレストするのが前提であるためWeb会議システムは同時接続の回線強化だけではなく
リアル会議を再現する為、同時に発言した相手の声を潰さない事も考えられて設計させています。
ライブ配信コンテンツはホストが一方的に同時接続している大衆に聞かせている状態なので
Web会議システムより多くの同時接続が可能になります。
ライブ配信とWeb会議システムは用途が別なので無料だからといって、Web会議用途で使う事はおすすめしません。
Web会議システムの導入メリットとして真っ先に挙げられるのが交通費の削減です。
メリットは参加人数、拠点数、移動距離が増えるにつれて大きくなっていきます。
ですから、より多くの拠点をつなげるWeb会議システムにはそれだけ大きなコスト削減能力があるということになります。
日本全国、世界各地の拠点を結んでの会議や講義、またPCやタブレット、スマートフォンで大勢の個人が参加する会議を開催するためには、そのWeb会議システムがどれだけの拠点を同時に接続できるかがポイントになってきます。
よって、コストをどんどん削減していくためにも、大規模に展開できるWeb会議システムが求められているのです。
ビジネスのスケールが大きくなり、参加人数、プロジェクトに巻き込んでいる部署や拠点が多いほど、Web会議システムの導入効果は大きくなります。
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Web会議システムを取り扱う各社のホームページを見てみると、10、20といったところから同時に3000人の参加が可能とうたうところまで実に様々です。
Web会議システムをどういう形で利用したいと考えているかによって、製品選びをすると良いでしょう。
ちなみに、この接続可能拠点数を決めるのはシステム内に組み込まれたMCUと呼ばれる装置。Multipoint Control Unitの略で、多地点接続装置などと訳されます。
複数の拠点間で会議を行う際に、端末間での映像・音声データの通信を中継する役割をもっています。かつてはこの役割を担う専用機が必要でしたが、現在ではソフトウェア化され専用機は必要なくなりました。
FreshVoiceもこのMCUをソフトウェアで行っており、専用機の設置は不要です。FreshVoiceならば50拠点の同時接続が可能です。
それ以上の拠点を同時につなぎたい、というご要望には、議長+参加者一名を任意に映して行う「大会議モード」のオプションをご提案しています。導入済みのお客様も拠点数の増加をお考えでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
50拠点の同時接続ということは、それ以上に多くの人が参加できるということです。
同時接続拠点数は、意外と見落とされがちです。
そして、各社いろいろな追加コストがかかる場合もあるので、盲点ではあります。注意が必要です。
同時接続拠点数追加に関して、コストがかかってしまうことはある程度ご理解いただけるものと思います。
増える拠点にしたがって、映像と音声のデータ量も増えます。YoutubeやTiktokで遊べば、スマホの回線容量を食うのと同様に、会議のデータを動かしながら音声も遅れないようにリアルタイムで配信し、さらに複数の拠点を画像に表示するのですからシステム側は大変です。
Web会議システムは、大人数が参加すればするほど、システムや回線に負担が大きくかかっていることを、利用者であっても知っておくほうが良いと思われます。
もちろん、その負担は利用者の端末とサーバー側が受けることになります。
スマホやタブレットで接続している場合は、あまりに古い端末を使っている場合は、発熱してしまうこともあるかもしれません。その場合は無理をせず、音声だけにするとか、カメラを切るとか、工夫してみてください。
同時接続拠点数とは、会議でつなぐ最大の拠点の数で、拠点ごとにいる人数の数ではありません。人数の総和は同時接続拠点数よりも大きくなります。
拠点の数が問題になるのは、そのweb会議サービスの種類と内容によるところが多いので事前にチェックが重要です。
実のところ、多拠点同時接続にはファイアウォールやプロキシ、あるいは社内のネットワーク構成や専用線の帯域など乗り越えなければいけない障害がある場合も。ですがその点もご安心ください。弊社にはFreshVoice発売開始以来、4000社以上の導入実績を築き上げたプロフェッショナルがいます。ご相談いただければどんな問題も解決へと導けるはずです。
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