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更新日:2022.06/08(水)

オンプレミスとは時代遅れなのか?クラウドと比較してご紹介!

オンプレミスとは時代遅れなのか?クラウドと比較してご紹介!

最近は、多くの企業でクラウド型のシステムやアプリケーションを導入しています。

その為、オンプレミス型のシステムなどはどうしても時代遅れと思われがちです。

しかしながら、まだまだオンプレミスを利用している企業や導入を検討している企業が多いのも事実です。

今回は、オンプレミスは本当に時代遅れなのかについてわかりやすく解説していきます。

オンプレミスは時代遅れではない。

クラウド型のシステムが流行していますが、まだまだオンプレミスも時代遅れではありません。
オンプレミスとクラウドを組み合わせて使うことや適材適所で両者を使い分けることによって、より業務の効率化を図ることが可能です。

オンプレミスが時代遅れではない3つの理由


では、どうしてオンプレミスが時代遅れではないと考えられるのでしょうか?
ここではオンプレミスが時代遅れではない3つの理由をご紹介します。

1.自社独自のカスタマイズがおこなえる

クラウドの場合にはある程度のパッケージシステムとして提供されていることがほとんどです。

今まで社内で使用している他システムとの連携や自社の運用に合わせたカスタマイズがおこなえないことも多々あります。

また、カスタマイズが可能である場合においても費用が高額になってしまうこともあり、使い勝手が悪いケースもあります。

反対にオンプレミスの場合には、自社の運用に合わせて動作環境の構築や他システムとの連携など柔軟に対応することが可能です。

企業によっては、販売管理や在庫管理など部署や担当ごとにシステムを利用されていることが多いため、
オンプレミスを採用した方がコストを抑えることができ、業務をより効率化することも可能になるでしょう。

2. セキュリティー面


企業によってはセキュリティーに対するルールを定めていることもあるでしょう。

クラウドを導入した場合には、導入元のセキュリティー要件に準拠してしまうため、自社のセキュリティールールに合わないために導入が難しくなるケースもあります。

企業によっては、顧客や得意先、自社のデータなどを厳重に管理するためにセキュリティーに対するルールを導入している企業も多く、クラウドのセキュリティー要件には適合しないこともしばしばあります。

クラウドの場合には外部インターネットとの接続が必要になるため、不正アクセスや情報漏洩の危険性が少なからず発生してしまいます。

しかしながら、オンプレミスの場合には自社のセキュリティールールに準拠した通信環境をもとに構築することができるため、
自社のルールにも則り、使いやすいシステムを利用することが可能です。

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3. 自社で運用&保守がおこなえる

クラウドの場合には、保守や運用に置けるサポートを受けられる半面、月額コストが発生することが多いです。

反対に、オンプレミスの場合にはそうした運用や保守を担当する管理者を雇用することによって月額コストを他社に支払うことなく、コントロールすることが可能です。

特に自社内にシステムに知見のある優秀な管理者が在籍している場合には、オンプレミスを導入することによってより使いやすい動作環境を保持することができるでしょう。

外部に保守やサポートを依頼するコストと制限される内容を加味して、自社でおこなう方がメリットが高いと感じる場合にはオンプレミスの導入を強くおすすめします。

. オンプレミスとクラウドを組み合わせた商品やサービス


オンプレミスのサーバーには、実態としてサーバー機は存在しながらも、定期的なバックアップをクラウド上に保管するサービスが付随している商品もあります。

こうしたサービスを利用することで、オンプレミスサーバー機自体が災害や故障などで被害を受けた場合にも、最短でシステムや動作環境を復旧することができます。

オンプレミス、クラウドどちらかを選択するのではなく、両者のデメリットを互いに補い合い、
最大限のメリットを享受できるような製品やサービスも昨今はたくさん登場しています。

導入する際に気を付けること

オンプレミス、クラウドどちらの導入を検討するにしても、自社の業務にフィットするのはどちらなのかを慎重に見定める必要があります。

例えば、費用面に着目してクラウドのサービスを導入したのはいいが、社内のレガシーシステムなどと連携することができず、運用の手間が増えてしまうというケースも考えられます。

反対に、オンプレミスを導入したのはいいがシステム管理者が退職してしまい、定期的なメンテナンスや災害時の対応ができなくなってしまうなどのケースも考えられます。

オンプレミス、クラウドどちらを導入する際も、導入する際のコストばかりに着目するのではなく、導入後も継続して利用していくための社内体制は整っているのかなど導入後のことも視野に入れておくことで導入に失敗するという最悪の事態を防ぐことができます。

クラウドからオンプレミスへの切り替えを検討しているときは


現在、クラウドを利用しているが様々な理由でオンプレミスへ切り替えることを検討されている方もいらっしゃるでしょう。

そうした方におすすめしたいサービスが、オンプレミス回帰支援サービス

一般的に使用量にもよりますが、クラウドサーバーの費用は半年後にはオンプレサーバーの費用を超えると言われています。

そのため、継続して長く使用すればするほどクラウドの方が損をしてしまいます。

確かに数百万程度はオンプレミスを導入する際の初期費用として準備することは必要です。
クラウドの場合にはそうしたまとまった初期費用を準備する必要はありません。

しかし、オンプレミスの場合には運用や保守にかかわることは全て自社でおこなうため、ランニングコストはシステム管理者の人件費くらいしかかかりません。

反対に、クラウドの場合には月額で利用料や保守料、サーバーコストなどさまざまな費用が継続的に必要になります。

サーバー台数に応じて、スタンダード、デラックス、プレミアムの3つのプランが用意されており、スタンダードはサーバー1台で33万円、プレミアムはサーバー20台で330万円となっています。

また、データ通信料に応じて月額費用が変動する心配もありません。

オンプレミスの場合には、一括で購入した場合には月額費用が発生しないため長くお得に継続して利用することが可能です。

また、クラウドからオンプレミスへの移管もこちらのオンプレミス回帰支援サービスが代行しておこなうため、運用技術や知識がない企業であっても十分なサポートを受けることが可能です。

8.最後に

今回の記事では「オンプレミスは時代遅れなのか」について解説してきました。

オンプレミスはまだまだ活躍する機会があり、時代遅れではないということがわかっていただけたことと思います。

大切なのは自社の業務に合わせてオンプレミスとクラウドを適材適所で活用することになります。

まずは、自社の業務がオンプレミス、クラウドどちらの方がメリットがあるのか、組み合わせることができるのかなどをしっかりと検討してみてください。

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