Web会議の基礎知識
更新日:2021.10/14(木)
企業には、複数の取締役が存在するケースがあります。
代表取締役と、取締役の間で、役員会議が行われます。
役員会議は非常に重要で、家族経営の場合は、会社の方針から家族間のトラブルまで話し合いますが、
大企業の場合は、今後組織が右に行くか左に行くかなどの意思決定を皆で行います。
役員会議は定期的に行われるものですが、特に忙しい大企業の取締役になると
なかなか全員が揃うのは、困難なものです。
場所をどこで開催するか、時間は全員が揃う日があるのか、など、スケジュール調整しなくてはなりません。
また、役員には秘書が付いているケースがありますので、秘書が時間調整してくれるのですが、
役員会議ではお茶を出したり軽食を出したりなど、さまざまな手間もかかります。
そこで、Web会議です。大企業の役員になると、自分でセットアップすることは少ないかもしれません。
秘書や部下など、パソコンに詳しい従業員が、Web会議をセッティングすると良いでしょう。
大企業でもWeb会議で取締役会議を行えば、緊急時のスムーズな対応も可能になります。
海外からも参加でき、フレキシブルな調整が可能です。あとは、日時のすり合わせだけです。
お茶をわざわざ出す必要もなく、デスクでペットボトルにて飲んでいただくこともできるでしょう。
時間も、距離も、雑務も、一切を省いて、本来の会議の目的である、
意思決定とすり合わせだけに集中することができるのです。
これは、取締役本人の個人的スケジュールにとっても、会社にとっても、
意思決定の影響を受ける従業員全体にとっても、良い波及効果を発揮します。
大企業でもWeb会議で効率よく、取締役自身の生産性が向上すれば、部下たちの模範にもなります。
取締役という会社のリーダー的存在こそ、Web会議を積極的に使っていただきたいものです。
会社全体の生産性が向上して、より利益を上げやすくなるでしょう。
元旦など、大企業・大組織のメンバーが一同に介して、社長訓話を聞くことがあります。
大きな企業になりますと、本社のプロパー社員だけで数万人、ひとつの自社ビルに1万人の社員がいることもありえますから、全員が入る会議室を準備することはほぼ不可能です。
ですが、お正月明けの新年初出社の日などは、社長の訓話などを聞いて気持ちを新たに業務に励んでもらいたいという組織が大部分のはずです。
そのため、大抵の場合は、ビデオテープで社長訓話を繰り返して流し、従業員を入れ替え制にして大会議室で訓話を聞かせる、という流れになります。
ですが、昨今は大企業と行ってもホワイト企業は少なく、労働時間が長くて仕事量が多いタイプの組織が増えていますので、なかなか、新年初出社とはいえ社長の訓話を聞いている暇がない社員もいます。
ですが、組織の連携を深めるため、また、経営陣のヴィジョンを共有するためにも、社長訓話は非常に重要です。
社長がみずからメッセージを従業員に届けることができる機会はめったになく、新年の初出社は非常に重要かつ貴重な機会です。
それを、インタラクティブに実行するためにも、Web会議は重要なのです。
Web会議を使えば、従業員が何万人いても、自席でリアルタイムに社長訓話を聞くことができます。社長も、ライブ感のある訓話が発表できますので、視聴者がいるほうが励みになるでしょうし、話に説得力も出るでしょう。大規模運営は有料のWeb会議でないと難しいのですが、Web会議を使えば、大組織でも社長訓話を一斉に流すことができます。
これなら、席を離れなくとも、社長の話に耳を傾け、新年の思いを新たにすることができるのではないでしょうか。ブロードキャストして、社員の顔をWebカメラ越しにみながら、語りかけることができますので、大組織でも感情に訴えるコミュニケーションがとれます。
当ホワイトペーパーだけ!好きな製品を追加して検討できるExcelシート付
人気の有料Web会議システム4社を徹底比較!価格や機能の違いが一目でわかる!
こんな人におすすめ
Web会議システム導入担当者の強い味方になる資料です!
是非ダウンロードしていただき、ご活用ください。
関連記事