Web会議の基礎知識

更新日:2022.06/30(木)

LGWANなどの閉域網に対応したオンプレミスWeb会議システム比較3選

LGWANなどの閉域網に対応したオンプレミスWeb会議システム比較3選

昨今のテレワークやオンライン授業の普及により、Web会議の利用が目立ってきました。なかでもオンプレミスWeb会議や、閉域網に関するLGWAN、SINET、NGNが注目を集めています。

ところで、あなたはLGWANやSINET、NGNなどの閉域網はどのようなものかご存知でしょうか?

本記事では、下記の内容について解説します。

・オンプレミスWeb会議とは何なのか?また、クラウドとの違い
・LGWANやSINET、NGNとは何か?
・オンプレミスWeb会議を選ぶ上で重要な7つのポイント
・それぞれに対応しているおすすめのオンプレミスWeb会議3選を紹介します。

貴社にあったオンプレミスWeb会議システムを導入するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

更に詳しいオンプレ型web会議の解説はこちら

オンプレミスWeb会議とは?LGWAN/SINET/NGNなどの閉域網が注目される理由を解説!

オンプレミスWeb会議とは何なのか?
そもそも、よくわからないという方もいるのではないでしょうか。また、LGWANやSINET、NGNがなぜ注目されているのかについて気になる方もいることでしょう。

ここでは、オンプレミスWeb会議システムについてクラウドとの違いにも触れながら解説します。

さらに、LGWANやSINET、NGNが注目されている理由についても詳しくみていきましょう。

オンプレミス型Web会議システムの特徴とは?

オンプレミスとは、情報システムを導入する際にサーバーやソフトウェアなどのシステムに必要なものを、企業などが自社の閉域網システムに設置して管理を行い運用することです。通常、Web会議システムは、パソコンやスマホなどのデバイスで音声や映像をやり取りするために、サーバーへアクセスします。

このサーバーを自社内のネットワークに設置して管理や運用を行うことが、オンプレミスWeb会議システムの特徴。オンプレミスWeb会議システムでは自社に設置した専用のサーバーを使用するため、外部のネットワークに接続する必要がありません。

独自のサーバーを閉域網内に設置することで、自社のセキュリティポリシーにもとづいた導入を行うことができます。

クラウド型Web会議システムとの違いは?

Web会議システムには、オンプレミス型のほかに「クラウド型」があります。

クラウド型のWeb会議システムとは、ベンダーが用意したクラウド上のサーバーに接続してやり取りを行う形態のこと。オンプレミス型とクラウド型のWeb会議システムの違いを、下表にまとめました。

オンプレミス クラウド
初期費用 高い 安い
ランニング費用 安い 高い
セキュリティ 高い 安い
カスタマイズ性 柔軟性が高い 柔軟性が低い

オンプレミス型Web会議システムは自社でサーバーを準備しなければいけないため、既存のサーバーに接続できるクラウド型と比較して初期費用が高い傾向にあります。

一方で不特定多数がインターネットを介して接続するクラウドに対し、オンプレミスは閉じられたネットワークで接続するため、セキュリティリスクを抑えることができます。

また、カスタマイズ性に関しても、自社でサーバーを設置するオンプレミスがクラウドよりも柔軟に対応できるでしょう。

オンプレミスとクラウドのWeb会議システムの違いについてはこちら

LGWAN/SINET/NGNが注目される理由は?

LGWANやSINET、NGNが注目されている理由は、独自のネットワークによって高いセキュリティや高品質・信頼性のあるWeb会議を行うことができるため。そもそもLGWANやSINET、NGNとは、外部専用のネットワークのことです。

主なメリットやデメリットを下表にまとめました。

メリット デメリット
   ・高いセキュリティ
・高品質
・高い信頼性
 ・対応しているWeb会議システムが少ない
・専用ネットワークのため、
一部企業などでしか利用できない

昨今、Web会議の普及によってLGWANやSINET、NGNなどの閉域網が注目されています。

Web会議は、人が移動する必要がなくどこでも誰とでも会議を行うことができる便利なシステムです。しかし、ネットワークを通じて会議を行うため、情報漏洩などのリスクについて考えなければいけません。

また、Web会議には安定した通信や高品質な映像や音声が求められており、通常のネットワークでこれらの仕様を求めるのは難しいという問題があります。

LGWANとは?SINETやNGNの特徴についても解説!


LGWANやSINET、NGNが、それぞれどのような仕組みなのか知りたい方もいることでしょう。
それぞれの特徴について、簡単ですが下表にまとめました。

ネットワークの名称 特徴
LGWAN 高いセキュリティ
SINET 大容量の通信、高速通信、低遅延
NGN 高品質、高い信頼性

それぞれのネットワークについて、詳しくみていきましょう。

LGWANとは?

「LGWAN(Local Government Wide Area Network)」とは、行政専用のネットワークのこと。総合行政ネットワークとも呼ばれ、一般的に使用されるパブリックネットワークとは繋がっていない、クローズドネットワークです。

LGWANは、それぞれの地方自治体が情報共有やコミュニケーションを取るために利用しています。

自治体間に生じるIT格差を解消することや行政事務などの効率化を、主な目的としてLGWANが導入されました。

LGWANではファイアーウォールや通信の暗号化や侵入検知機能、ネットワークの監視(SOC)、公開鍵暗号方式など、さまざまなセキュリティ対策を行っています。

SINETとは?

「SINET(Science Information NETwork)」とは、日本の大学や研究機関などで使用されている情報通信ネットワークのこと。900以上の大学や研究機関で、使用されています。

SINETの主な特徴は、「高速通信」と「低遅延」。SINETは全国で高速な通信を行うことができ、東京~大阪などの主要拠点では50Gバイトのデータを1秒で転送できるほどの高速通信を行うことができます。

そのため、大容量のデータを通信することができます。

遅延時間を徹底して短縮しており、安定した通信を行うことができることも特徴。アメリカの「Internet2」や欧州の「GEANT」といった、海外の学術情報ネットワークとも相互通信を行うことが可能です。

NGNとは?

「NGN(Next Generation Network)」とは、テレビ会議や電話、映像配信などのさまざまなサービスをIPで提供するネットワークのこと。これまでテレビ会議や電話、映像配信などのサービスは、電話回線を用いて提供されていました。

NGNは、次世代ネットワークとして多くの通信事業者が導入を進めています。

通信品質「QoS(Quality of Service)」の技術やIPドレスなどから発信者を認証する技術など、NGNには多くの技術が組み込まれています。

これらの技術を活用することで、現在の電話網と同等の信頼性や安全性を確保したIPネットワークのサービスを提供することができるようになりました。

NGNは、電話網が持つ信頼性や安全性と、IPネットワークが持つ柔軟性や経済性を合わせた、次世代のネットワークです。

LGWANとSINET・NGNの違いをわかりやすく解説!

LGWANやSINET、NGNの最大の違いは、使用するネットワークの仕組みです。それぞれの特徴について前述したとおり、そもそもネットワークが使用されている場所が違います。

LGWANは行政、SINETは大学や研究機関、そしてNGNは一般で使用されることが主流。そもそもLGWANとSINETは、それぞれ利用できる方が限られているため、ほとんどの一般企業では利用できません。

しかし、地方自治体や大学、研究機関などがWeb会議システムを導入する際は、これらのネットワークを利用することで多くのメリットを得ることができるでしょう。

LGWAN/SINET/NGN対応のオンプレミスWeb会議システムの選び方を7つのポイントで解説!


LGWAN、SINET、NGNに対応しているオンプレミスWeb会議にも、それぞれ特徴があります。

ここでは、オンプレミス型Web会議システムを選ぶ際に、特に注目したい7つのポイントを解説します。

・同時接続数
・操作性
・音声の品質
・セキュリティ
・信頼性
・費用対効果
・サポート面

それぞれのポイントを意識して、自社に合ったオンプレミスWeb会議システムを導入しましょう。以下、ポイントごとに解説します。

同時接続数

同時接続数は、それぞれのオンプレミスWeb会議システムで異なります。

オンプレミスWeb会議システムを導入して利用する際、自社内でどれほどの人数が同時に使用するか、事前に確認しておきましょう。

同時接続数が足りずに利用できないといったトラブルや、同時接続数が多いシステムを選んだのにほとんど使われていないなどの問題が発生する可能性があります。

同時接続数は、オンプレミスWeb会議システムの価格にも左右されるため、過不足がないオンプレミスWeb会議システムを導入しましょう。

操作性

操作性は、人が利用するシステムにおいて重要なポイントです。

使いにくいシステムでは、自社内でも使用方法についての問い合わせが多くなってしまい、対応に時間を取られてしまう可能性があります。

また、別途マニュアルの作成などを行う必要もでてくるかもしれません。

オンプレミスWeb会議システムを選ぶ際は、できるだけシンプルで直感的に操作できるシステムを選びましょう。

音声の品質

オンプレミスWeb会議において、音声の品質は会議そのものの品質に直結します。

音声が聞き取りづらいと会議がうまく進行できず、参加者がストレスを感じてしまうでしょう。

しかし、必要以上に高品質なオンプレミスWeb会議システムの場合、サーバーに高負荷がかかる可能性があります。

特に多くの会議を同時に開催したり接続拠点が多い会議を行ったりする場合、サーバーに負荷がかかてしまい、結果的に会議の質を落としてしまう可能性があります。

問題なく聞こえて会議を進行できる程度の品質であれば、音声は高品質である必要はありません。

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セキュリティ

会社にシステムを導入する際、かならず行うのがセキュリティ対策です。

Web会議システムにおいて、もっとも懸念されるセキュリティ問題は「外部からの干渉」や「のぞき見による情報漏洩」です。

自社でサーバーの設置を行うオンプレミスWeb会議システムでは、セキュリティ面での融通がききやすいため、柔軟なセキュリティ対策を行うことができます。とはいえ、オンプレミスweb会議システムのなかには、カスタマイズをしても自社のセキュリティポリシーと合致しないシステムがあるかもしれません。

導入予定のシステムが自社のセキュリティポリシーと合致するか、事前に確認しましょう。

信頼性

オンプレミスWeb会議システムで実際にweb会議を行う際、気になるのがその信頼性。仕様上は高速通信ができるという場合でも、実際にはサーバーへの負荷その時の環境によって通信が安定しないということが起こる可能性があります。

機能は安定していたのに、次の日は接続状況が悪くてまともに会議ができなかったというようなトラブルがあると、大事な会議にも影響がでる可能性があります。

障害が極力発生しない、信頼性のあるオンプレミスWeb会議システムを選びましょう。

費用対効果

オンプレミスWeb会議システムは必要なサーバーなどを自社で設置するため、クラウド型と比べて導入費用が高い傾向があります。

不必要な性能のシステムを導入すると、その分サーバーも高価になってしまい費用が高くなってしまいます。

そのため、どれくらいの金額を捻出すれば、自社に必要な性能と合致したオンプレミスWeb会議システムを導入できるかを考える必要があるでしょう。

システムを選定する際は、金額に見合った性能があるか費用対効果を確認する必要があります。

サポート面

オンプレミスWeb会議でなにかトラブルが起こった際、システムによってサポート体制が違います。どれくらいのサポートを受けることができるのか、導入前に確認するようにしましょう。

またトラブルの際、どの程度の時間で対応してもらえるかということも、サポートにおいて重要です。

さらに、海外製のシステムの場合は日本語サポートを行っているかなど、サポート体制について詳しく確認しておきましょう。

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【LGWAN/SINET/NGNなどの閉域網対応】おすすめのオンプレミスWeb会議システムの比較3選

オンプレミスWeb会議システムにはさまざまな種類があるため、どれを選べばよいか迷う方もいることでしょう。

ここでは、LGWANやSINET、NGNに対応しているおすすめのオンプレミスWeb会議システムを紹介します。

FreshVoice
V-CUBE
LiveOn

それぞれの特徴について、詳しくみていきましょう。

他商用VPNにも対応! オンプレミス版Web会議システム「FreshVoice」

「FreshVoice」は、官公庁や自治体、大企業などで導入されているオンプレミスWeb会議システムです。

LGWANやSINET、NGNのほか、多くの商用VPNに対応しており、さまざまな環境への5,000社を超える導入実績があります。

リリース以来セキュリティ被害に遭っていない高いセキュリティ、同時発言でも途切れない安定して質が高い音声通信を行うことができるのが特徴。同時接続数は250拠点と、大規模なWeb会議でも安定した通信を行うことができます。

FreshVoiceは、2週間の無料トライアルを行うことができ、実際の使用感を試すことが可能です。

⇒オンプレミス版「FreshVoice」の詳細はこちら

⇒FreshVoiceオンプレミス版の導入事例一覧はこちら

Beyondテレワーク「V-CUBE」


「V-CUBE」は、Web会議をはじめビジネスチャットやWebセミナーなど、テレワークを支えるさまざまなサービスを提供しています。

なかでも、オンプレミスWeb会議システムは5,000を超える導入実績を誇り、LGWANやSINET、NGNにも対応しています。カスタマイズも柔軟に行うことができるため、自社の環境に合わせて導入することができるでしょう。

また、V-CUBEはサポートにも力を入れており、24時間365日体制でサポートを行っています。突発的なトラブルにも対応してもらえるため、安心してWeb会議を行うことができるでしょう。

⇒「V-CUBE」の詳細はこちら

Web会議システム「LiveOn」


「LiveOn」は、2020年オンプレミス型シェアNo1のWeb会議システム。日本で完全自社開発を行なっており、セキュリティ面やサポート面でも安心して利用することができます。

LGWANやSINET、NGNに対応しており、官公庁や地方自治体、金融機関、中大手企業などからセキュリティや機能・品質・サポート面で高い評価を受けています。

そして、LiveOnは、直感的に操作できるシンプルな操作画面が特徴。2週間の無料トライアルもあるため、お試しで利用することもできます。

⇒「LiveOn」の詳細はこちら

まとめ

今回は、オンプレミスWeb会議とは何なのか?また、LGWANやSINET、NGNなどの閉域網の特徴について解説してきました。

Web会議は、業務の効率化を図るために欠かせないシステムです。

しかし、セキュリティ面で不安を感じている方もいることでしょう。高いセキュリティ対策を行うには、オンプレミスWeb会議がもっとも効果的です。

また、利用可能な環境であればLGWAやSINET、NGNを利用することでさらにセキュリティレベルを上げることも可能。これらのネットワークに対応しているオンプレミスWeb会議システムで、おすすめのサービスは「FreshVoice」「V-CUBE」「LiveOn」です。

セキュリティポリシーや利用環境などを想定して、ぜひ自社の要件にあったオンプレミスWeb会議システムを導入してください。

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